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02月18日-01号

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  1. 津市議会 2021-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回津市議会定例会会議録(第1号)           令和3年2月18日(木曜日)午前10時開会     --------------------------------             議事日程 第1号第1 議席の変更第2 会議録署名議員の指名第3 諸般の報告第4 会期の決定第5 川口和雄議員の緊急質問の件第6 市長提出議案上程-施政方針及び教育方針並びに提案説明    承認第1号 専決処分の承認について    報告第1号 専決処分の報告について    報告第2号 専決処分の報告について    報告第3号 専決処分の報告について    報告第4号 専決処分の報告について    報告第5号 専決処分の報告について    報告第6号 専決処分の報告について    報告第7号 専決処分の報告について    議案第1号 津市固定資産評価審査委員会条例及び津市職員の服務の宣誓に関する条例の一部の改正について    議案第2号 津市手数料徴収条例の一部の改正について    議案第3号 津市住居表示審議会条例の一部の改正について    議案第4号 津市幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部の改正について    議案第5号 津市国民健康保険条例の一部の改正について    議案第6号 津市介護保険条例の一部の改正について    議案第7号 津市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部の改正について    議案第8号 津市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部の改正について    議案第9号 津市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部の改正について    議案第10号 津市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部の改正について    議案第11号 津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部の改正について    議案第12号 津市営浄化槽条例の一部の改正について    議案第13号 津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正について    議案第14号 財産の取得について    議案第15号 市道路線の認定について    議案第16号 町の区域の変更について    議案第17号 令和2年度津市一般会計補正予算(第13号)    議案第18号 令和2年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)    議案第19号 令和2年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)    議案第20号 令和2年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)    議案第21号 令和2年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)    議案第22号 令和2年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)    議案第23号 令和2年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)    議案第24号 令和2年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)    議案第25号 令和2年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)    議案第26号 令和2年度津市椋本財産区特別会計補正予算(第1号)    議案第27号 令和2年度津市水道事業会計補正予算(第3号)    議案第28号 令和2年度津市下水道事業会計補正予算(第2号)    議案第29号 令和2年度津市駐車場事業会計補正予算(第1号)    議案第30号 令和2年度津市モーターボート競走事業会計補正予算(第3号)    議案第31号 令和3年度津市一般会計予算    議案第32号 令和3年度津市国民健康保険事業特別会計予算    議案第33号 令和3年度津市介護保険事業特別会計予算    議案第34号 令和3年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算    議案第35号 令和3年度津市営浄化槽事業特別会計予算    議案第36号 令和3年度津市共同汚水処理施設事業特別会計予算    議案第37号 令和3年度津市農業集落排水事業特別会計予算    議案第38号 令和3年度津市土地区画整理事業特別会計予算    議案第39号 令和3年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算    議案第40号 令和3年度津市椋本財産区特別会計予算    議案第41号 令和3年度津市水道事業会計予算    議案第42号 令和3年度津市工業用水道事業会計予算    議案第43号 令和3年度津市下水道事業会計予算    議案第44号 令和3年度津市駐車場事業会計予算    議案第45号 令和3年度津市モーターボート競走事業会計予算第7 議会運営委員の選任について第8 常任委員の選任について第9 市長提出議案上程-提案説明、質疑、委員会付託、討論、表決    議案第46号 津市監査委員の選任につき同意を得るについて     --------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程第1号のとおり     --------------------------------          会議に出欠席の議員氏名出席議員(34人)       1番 滝 勝弘君        2番 竹下幸智子君       3番 渡辺晃一君        4番 岡村 武君       5番 安積むつみ君       6番 堀口順也君       7番 藤本ともこ君       8番 長谷川幸子君       9番 小野欽市君        10番 八太正年君       11番 桂 三発君        12番 岩脇圭一君       13番 佐藤有毅君        14番 青山昇武君       15番 加藤美江子君       16番 西山みえ君       17番 吉田博康君        18番 伊藤康雄君       19番 杉谷育生君        20番 大野 寛君       21番 坂井田 茂君       22番 田中勝博君       23番 村主英明君        24番 龍神啓介君       25番 田矢修介君        26番 田中千福君       27番 岡 幸男君        28番 田村宗博君       29番 川口和雄君        30番 村田彰久君       31番 山路小百合君       32番 辻 美津子君       33番 福田慶一君        34番 倉田寛次君欠席議員(0人)          会議に出席した説明員の職氏名   市長                       前葉泰幸君   副市長                      盆野明弘君   副市長                      稗田寿次郎君   政策財務部     政策財務部長         山下佳寿君             政策財務部次長        上野毛戸いずみ君   総務部       総務部長           荒木忠徳君             総務部次長          稲垣篤哉君   環境部       環境部長           木村重好君   上下水道事業管理者 上下水道事業管理者      田村 学君   消防本部      消防長            小津直久君   三重短期大学    三重短期大学学長       村井美代子君   教育委員会     教育長            森 昌彦君   監査委員      監査委員           大西直彦君   監査事務局     監査事務局長         南条弥生君          職務のため会議に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局     議会事務局長         松岡浩二君             議会事務局次長        川邊勝利君             議事担当参事(兼)議事課長  藤田定彦君             議事課調整・議事調査担当主幹 鎌田康志君             議事課議事調査担当副主幹   渥美 博君             議事課主事          小谷章剛君             議事課主事補         森浦健太君     --------------------------------     午前10時01分開会 ○議長(加藤美江子君) 遅れてすみません。おはようございます。 ただいまの議員出席数は29人であります。議員定数の半数に達しておりますので、ただいまから、令和3年第1回津市議会定例会を開会いたします。     〔「議長、29と出ておるけれども、ちょっと違うのと違うか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) まだ皆さん席に着いていないので。     〔「失礼しました」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 今期定例会におきましては、新型コロナウイルス感染症対策としまして、換気のために、常時、扉の開放を行っておりますことから、防寒対策として外套などの着用を許可しておりますので、御承知おき願います。 また、今期定例会におきましては、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 開議に先立ち、市長から今期定例会招集の御挨拶がございます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) おはようございます。 本日市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には御参集を賜り、厚く御礼申し上げます。 本定例会におきましては、令和3年度の市政運営に臨むに当たりまして、その基本方針を表明いたしますとともに、令和3年度当初予算、条例の一部改正の議案など合計54の案件を提出いたしましたので、御審議の上、御議決等いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ここで、特定の自治会に対する諸問題について、昨年12月定例会閉会後から現在に至るまでの状況を御報告申し上げます。 令和3年2月1日に、津市自治会問題に関する調査チームから中間報告書が提出されました。中間報告書は、市職員に対する聞き取り調査を行っている法律顧問弁護士による令和3年1月末日時点の報告内容を調査チームとして取りまとめたものであり、20項目に及ぶ調査実施案件が明らかにされました。 この20項目のうち、ごみ一時集積所設置等事業補助金に関する事案及び自治会掲示板設置補助金に関する事案につきまして、令和3年2月5日付で三重県警察に告訴し、警察当局の捜査に全面的に協力しているところであります。 また、資源物持ち去り行為防止パトロール事業に関する事案につきましては、2月5日の告訴を踏まえ、相生町自治会との委託契約は、契約の相手先としての社会的信用を大きく低下させたと判断したことから、業務委託契約の規定に基づき契約解除いたしました。 さらに、2月10日には、相生町自治会長が関与する飲食店の利用に関する事案、謝罪(土下座・丸刈り)に関する事案、相生町自治会町から津市議会議員への品物返却に関する事案の3つの個別案件が調査結果報告書にまとめられ、直ちに公表いたしました。 その他の調査実施案件につきましては、調査結果がまとまり次第、順次速やかに公表いたします。 また、刑罰法令に違反する疑いのある事案については、引き続き、三重県警察への相談を進めてまいります。 今後の対応策につきましては、この後申し述べる施政方針の中で表明をいたします。 以上、招集に当たりましての御挨拶といたします。 ○議長(加藤美江子君) 皆様におわびを申し上げます。 開始が少し遅れましたことは申し訳ございませんでした。実は、議運が開催されておりまして、そこに時間を要したことで少しお時間がずれました。開会が遅れたことをこの場をお借りしておわびいたします。大変申し訳ございませんでした。     午前10時06分開議 ○議長(加藤美江子君) これより本日の会議を開きます。 日程第1、議席の変更を議題といたします。 お諮りいたします。 新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、会議規則第3条第3項の規定により、今期定例会の議席につきましては、お手元に配付いたしました議席表のとおり変更いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議席については、お手元に配付いたしました議席表のとおり変更することに決定いたしました。 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員につきましては、会議規則第79条の規定により、竹下幸智子議員及び大野寛議員を指名いたします。 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、今期定例会議事説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしましたとおり通知に接しましたので、御了承願います。 次に、監査委員からお手元に配付いたしましたとおり監査報告がなされておりますので、御覧おき願います。 日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月22日までの33日間といたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月22日までの33日間とすることに決定いたしました。 日程第5、川口和雄議員の緊急質問の件を議題といたします。 本件につきましては、お手元に配付しましたとおり環境パトロール事業について、緊急質問を行いたい旨の申出書が提出されております。 これより、本件について、起立により採決を行います。 川口議員の緊急質問に同意の上、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、川口議員の緊急質問に同意の上、発言を許可することは可決されました。 川口議員の発言を許可いたします。 なお、発言持ち時間は、60分とします。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 説明員といたしまして、担当の部長、環境部長の入室の許可をお願いしたいと思います。 ○議長(加藤美江子君) どうぞ。     〔環境部長 木村重好君 入場〕 ○議長(加藤美江子君) 川口議員。 ◆29番(川口和雄君) 緊急質問に対して御賛同いただきました議員に心から感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 それでは、御案内のように質問をさせていただきます。 まず、議会及び委員会等で再三再四実態ある指摘で契約違反が問われているにもかかわらず、前葉市長は委託事業は適正であったと発表、その根拠をお聞かせください。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 委託事業の具体的な実施状況につきましては、環境部長に答弁をさせます。 ◆29番(川口和雄君) 私は市長に伺っております。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 津市の行政業務につきまして、当然のことながら各担当部長から私は報告を受けて、それを踏まえて判断をしておるものですから、まず、環境部長からどういう報告を私にしたのかということを答弁させていただきます。 ○議長(加藤美江子君) よろしいですか。 答弁を求めます。
    ◎環境部長(木村重好君) 失礼いたします。 資源物の持ち去り行為というのが平成23年以降も継続して行われておる中で、平成27年度から自治会委託パトロールを進めてくる中で、持ち去り状況、持ち去り件数、これは目撃者数から推測するものでございますが、目撃件数を御紹介させていただきますと、平成27年度は286件。 ◆29番(川口和雄君) そういうことは聞いていない。 ◎環境部長(木村重好君) 自治会パトロールをする中でも、やはり持ち去り行為者に対してはパトロールという業務は、やはり持ち去りしにくい環境をつくる即効性があるというものでございますので、そういう点において市の職員もパトロールをやってまいりましたが、自治会パトロールも持ち去りにくい状況をつくってきたという判断でございます。 ◆29番(川口和雄君) そういうことは聞いてないんだよ。 ただ、環境パトロールは、委託事業は適正であったと、これ、それぞれの同僚議員から百条調査あるいは議場でいろいろ指摘をいただいておる。例を挙げてみると、パトロール員当該自治会の会員でない事実、それと2番目は複数の市職員が自治会長に頼まれてパトロールをしていた事実、3番目は、決算収支報告書環境パトロール事業の委託金が記載されていない事実、4番目、業務日誌がほとんど白紙に近い日誌で大変ずさんな状態であるという指摘、どうですか、それ。それ、1点ずつ答えてください。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) まず、自治会員ではない者がパトロールに従事していたことがあるという御指摘に対しまして、我々その指摘を受けて確認をさせていただきましたら、やはり自治会員でないという意識を持った従事者がいることは確認をいたしました。ほかに自治会の収支報告書にそのパトロール業務委託の収支が計上されていないということも、事実として確認をさせていただく中で、環境部が求めた書類ではないものの、大変疑わしい状況であると思わざるを得ない、それから、市としては遺憾に思うというふうな状況ではございます。 ただ、一定の効果があるという判断はしております。適正かどうかという部分については、今、いろんな調査を進めている中でそれを引き続き調査をしておるところでございますが、一定の効果という部分についてはあったのではないかというふうに考えてはおります。 ◆29番(川口和雄君) あと3点は。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 市職員がそのほうに従事していたかどうかという部分について、平成27年度、この業務をスタートする際に、コースを案内するために案内役としてその業務を先導した、御案内をしたということは確認をしております。 それから、業務日誌については、ほぼほぼ白紙同様ではないかという御指摘に対して、我々が求めた津市の書式にその日報を記録して提出していただいておるのは御覧いただいた方もいらっしゃると思いますけれども、開示請求で公開もさせていただいておりますけれども、私どもが求めておる目撃情報、持ち去り情報があればそこに記載をしていただくというふうな形で日報の提出を求めております。その目撃情報があった日時にその目撃情報を記載していただいておるというふうに確認しておりますので、それが多いか少ないかという部分については、やはり日報の報告ですので、そういう持ち去り行為に遭遇をされたときに記載をしていただいておると認識をしておりますので、日報が不適切であるとまでは言えないかなというふうには考えております。 それと、自治会収支に委託金が載っていないという、その収支がどうかという部分について、自治会交付金収支決算報告書にそれが、委託料が載っていないということの事実は確認をいたしておりますし、また、その収支報告書については、環境部が求めた資料ではない、提出書類ではない中においても、やはり自治会の収支というのがそこに当然大きなウエートの金額としてはあるという事実の中で、記載されていないということは疑わしいとは思わざるを得ない部分がございますし、市としてもそういった状況に対しては、私としては遺憾に感じるところでございますが、そのことだけをもって、これまでの弁護士相談でもそのことを報告して相談をしてまいりましたが、その収支報告にパトロール委託料が記載されていないことだけをもって、それが違法であるかどうかというところまでは断言するのはどうかというふうなことも聞いております。 そういったところで、今後、そういったことも含めて刑罰法令に違反する事象もこの関係自治会にはございますので、全体を整理する中でこの委託料についても引き続き調査を進めていきたいと考えております。 ◆29番(川口和雄君) まず1点目から、パトロール契約仕様書に、従事者は、受託業務につくものは受託自治会の会員で市内在住者とすると、それどうか。市内在住者市内自治会員でない者が従事者になっておるという指摘がある、それはどのように調査したのか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) その指摘をいただきまして、私が従事している日報から上がってきた報告者のうちから、当該自治会でないであろう住所地の方が見受けられましたので、その方に聞き取りを行って確認した結果、その従事者の方は自治会員であるという認識はないという聞き取り結果でしたので、それをもって自治会員でない方が従事をなされていたと、そういった確認をいたしました。 ◆29番(川口和雄君) 従事者が自治会員でなければいけないのは仕様書の中にきちっとうたわれておるだろう。従事者は自治会員と、自治会活動、市内に在住する自治会員やと、それでなければならんと、原則そうなっておるでしょう。 それが、自治会員でない者が従事者になっておるということは契約違反と違うのか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 御指摘のとおり、確かに契約書に添付しておる契約書の一部であります仕様書、そこに従事者としては受託自治会の会員であることという条件を付している点について、違反するものではございます。 ◆29番(川口和雄君) 違反している者でないということか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 自治会員であることという条件に違反をしています。 ◆29番(川口和雄君) 契約違反が1点。 それからあと、決算収支報告書環境パトロール事業の委託金が記載されていないのは、それをもって違反とは認められないということであるけれども、自治会活動で自治会が委託を受けてこの事業を行っておるんですよ。したがって、自治会に報告する決算収支報告書、当然、委託事業の収益が、収入が記載されなければおかしいのと違うのか。それは何、それは契約違反ではないのか。これをもって契約違反とすることはできないということなのか。それはおかしいよ。 収支報告書にきちっと記載されなきゃいけないんじゃないのか。それから、当局に提出されておる収支報告書はどうなっているんだ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 市民部のほうで求めております収支報告書にそのパトロール委託の金額が計上されていないということを弁護士相談も行いました。その収支報告書に計上されていない事実だけをもって自治会受託でないと断定するとまでは言えないというふうには聞いております。 ただ、疑わしい状況ではあることには間違いありませんので、それについては、まず刑罰法令違反の案件もございますので、そちらを先行してしっかりと整理をしつつ、判断をしつつ、今、御指摘のことも引き続き調査、整理してまいりたいと考えております。 ◆29番(川口和雄君) 調査って、こんなもの見たらすぐ分かるんだよ。 自治会活動であれば自治会の収支決算報告書に上がっておるのが当然のことやろう。どこへ振り込んでおるねん、振込は。振込の銀行は。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 委託契約締結時に受託自治会のほうから指定をされた振込口座のほうにお支払いをしております。 ◆29番(川口和雄君) 銀行振込をしておるのであれば、自治会のほうに通帳のコピーをして、それも添付して自治会に報告しなきゃいかんでないのか。我々の自治会は全てそうやってしておるよ。それが報告されていないということは、自治会活動でもないし、自治会の人らも自治会活動で委託事業をしておるということも全く知らないんだよ。 そこらまわし、調査って聞けばすぐ分かるんだよ。必要があれば調査しなければならないと条項に書いてあるやろう。必要があるやないの。聞き取りしたんか。自治会長に。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 刑罰法令に違反して警察のほうに告訴もしておる状況であります中で、以降は接触を私がさせていただくということはやっておりません。 ◆29番(川口和雄君) 職務怠慢だよ。契約書の中に調査しなければならないと書いてあるやろう。必要があれば。調査していないということは必要がないという判断か。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 御指摘の疑義の部分については、私も、通常、自治会の収支の中で業務等を行って会計報告をどのようにするかというのは、一般的には自治会の会計に計上されるということが通常やと考えております。 そういった中で、それぞれの手法は自治会の中でいろんな手法でそういう意思形成をされておると思うんですが、明らかに津市へ自治会交付金のために提出を求めた収支決算報告書に記載がなかったというのは事実なんですけれども、それが何を意味するのかという点について、大いに疑義は抱くところではありますが、そのことについて、今、私が、今おっしゃられたように自治会長に聞きにお伺いするということはいたしておりませんのは、刑罰法令違反の事案がある中で直接接触をするということは控えさせていただいておるという中で、まずもって、その刑罰法令違反事案がいろいろ警察への協力もさせていただいておる中で、一つ一つの案件が調査報告書でもまとめていただいておるように、全体の案件にも絡むことであると考えておりますので、差し控えさせていただいております。 ◎市長(前葉泰幸君) 環境部以外のところもまたがりますので私が申し上げますと、今、御指摘は、この業務について環境部長が報告を受けておる部分とはさらにその外側の話で、自治会の会計報告がこの業務に関わる出と入りが書いていないという御指摘というふうに受け止めておりますが、それで間違いないですか。 であれば、そのことについては、担当する地域連携担当理事が相生町自治会に確認をしたという報告を、私、別途受けております。その結果、確かに書いていないということであったので、それは入れるべきですよということを担当理事から申し伝えたというふうに報告を受けた記憶がございます。 したがって、本来おっしゃるとおり自治会のお金の出と入りは全てその自治会会計の中に全て出てくるべき、それが仮に特別会計のような分けた会計にしておったとしても、それはそれとして書くべきという御指摘はそのとおりでございます。 ただ、この事業の契約に関わることについて、今、自治会の会計自体の報告書にこの事業に関わるものが入っていたかいなかったかということをもって、今、議員おっしゃるように自治会活動でない証拠ではないかと言われると、そこまでは判断できないというのが弁護士にも相談しておる見解でございますので、そのことをもってこの解除要件には当たらないというふうに理解をいたしております。 ◆29番(川口和雄君) 警察や弁護士に相談するのは結構です。弁護士は高い報酬を払って弁護してもらうんです。津市役所を。 ただ、職員の担当部の責任として調査権があるんだよ。それを何で発動しないんだ。当然のことだろう。自治会長にどうして予算に計上されていないんだろうと、そのように聞き取りするのは当然のことやろう。それをなぜしないんだよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) そこは環境部のこの事業に関しての調査権というのは、当然、この事業が、つまりパトロールをするという行為が委託どおりに行われているかどうかを確認するのが環境部の持っておる調査権でありまして、一方で、自治会活動について所管をする地域連携担当理事が、当然のことながら行政の権限としてその自治会活動について適正に行われているかどうかを確認していくという権限がございます。 したがって、今の話はこの調査権でそこまで調査しなさいと言われると、そこは私どもも、ですから弁護士に確認の上、私がそう判断していますが、そこまでは調査権の範囲を超えるというふうに理解しています。 ◆29番(川口和雄君) 調査権の範囲を超えるって、契約書にも必要があれば調査、書類、それから帳簿を調査できるとうたわれておるんだよ。条項に。それを何でうたわれておるにもかかわらず、疑義があったら調査するのが当然でしょう。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) ですから、今、議員がおっしゃっている疑義なるものは、要するにこの事業に係る会計が自治会全体の会計報告の中に入っておるか入っていないかという話でありますので、それはこの事業に係る調査権で調査をする話ではなくて、自治会活動全体が適正に行われているかどうかについて、言わば市の立場で見ていく、そういうことに伴う判断をしていかないかんことだというふうに思っております。 ◆29番(川口和雄君) そんなまやかしの言葉を聞きたくないんだよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) まやかしで答弁しているつもりは全くございません。 ◆29番(川口和雄君) 私にはそう聞こえます。 それではまた後に回しますけれども、業務日誌がほとんどに近い日誌でずさんな状況、これは出勤簿見たら分かるやろう。出勤簿も出ていますやろ。出勤簿も出勤したらそのときの状況、その日の状況、いろいろ出勤簿の中に記載しなければならないでしょう。それもまったく記載されていない白紙の日報、出勤簿というのが、その事業をやっていないのや。そのように受け止められますよ。出勤簿に記載がなかったら仕事していないということなんだよ。一般的に。毎日出勤簿つけやないかんだろう。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) パトロールの日報を、津市が様式を設定して提出をするようにしております。提出された日報でございますが、パトロール業務を行っていただくべき日の日報は確実に出されております。 そこの記載の内容でございますが、日報の様式に、まず日時を記載していただいて、パトロール員が誰であるかということを記載していただいて、パトロール地区はどこをパトロールしたかということを書いていただきます。それ以外に、不審車両に遭遇した場合に分かる範囲なんですが車両のナンバー、それから特徴。     〔「そんなことは分かっているんだよ」と呼ぶ者あり〕 ◎環境部長(木村重好君) そういうことを書いていただくという中で、必要な部分の記載はなされて出ております。日時、パトロール員パトロール地区、これが日報として必須の記載事項なんですけれども、あとは持ち去り行為があった、遭遇した場合には書いていただくべき部分が書かれておるか、書かれていないか…… ◆29番(川口和雄君) あのね、出勤簿というのは自分の名前を書いて出勤簿を出すんだよ。その名前すら書いていない白紙の出勤簿がかなりあるというふうな指摘があるんですよ。分かっていますやろ。 そしたら、出勤した従事者の名前も書いていない出勤簿、日誌、それがあるということがおかしいだろう。それは事実、作業していないということのあかしと違うのか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 日報の様式と提出していただく手法がどうなのかという御指摘については、御指摘として受ける部分もあるかもわかりませんが、これまで事実として、経過としてそのような様式を定めて業務の確認をしてきたというのも事実でございます。 今後についてはということではないかもわかりませんが、今後について訂正する部分、修正する部分があればしていかなあかんかもわかりませんけれども、当初予算ではこの業務というのはしないという意思決定をこちらのほうではさせていただいておりますし、現状の業務についても解除いたしております。 ◆29番(川口和雄君) 出勤簿のことを聞いているんですよ。事業内容のことを聞いているんじゃない、事業内容も記載されなければならないけれども、出勤簿。出勤したら自分の名前書いて、出勤しましたよと、それが出勤簿のあかしだろう。仕事の内容を聞いているんじゃない。 その出勤簿に名前も書いていない、白紙の状態のずさんな出勤簿が多いという指摘を受けて、当然、1週間に1回は報告、当局へされるんだから、その出勤簿も。その出勤簿を見たことがあるのか。見やんとそのまま放置してあるだけでしょう。実態は。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 出勤簿というふうにおっしゃっていただいているのが、私どもが受託者から提出を求めております日報のことと理解してお答えさせていただきます。 委託料の支払いを当然するに当たっては、その業務が履行されておるかどうかという確認をしてお支払いをさせていただいてまいりましたが、その根拠となるのが日報に基づいて定められた日数、日時に業務が行われておるかどうかというのを確認はしてまいりました。 ◆29番(川口和雄君) 苦しい言い訳はやめておきなさい。潔くなりなさい。 受注者は、就業の状況を明らかにする書類及び帳簿等として、資源持ち去りパトロール従事者名簿、出勤簿を備え付けるものとすると、これ契約仕様書の中にうたわれているんだよ。その出勤簿が白紙やったら出勤していないということじゃないか。何言っているんだ。 それはどうか、認めるか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 出勤簿を、実際、我々が提出を求めて確認をすることには至っておりませんでした。日報により確認をするということにとどまっております。 ◆29番(川口和雄君) 出勤簿を提出するのには至っておらなんだと。契約仕様書の中にきっちりうたわれておるじゃないか。見てないのか。出勤簿等を備え付けるものとすると、これ明記されておるよ。どういうことだ、それ。だからずさんなんだよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 今の環境部から申し上げているのは、日報は提出義務があって出勤簿は備え付けるものとするというふうに書かれていて、環境部としては出勤簿を日報と同じように確認はしていないという趣旨の答弁をしているように思います。 その点については、そういうことだというふうに私も理解しておりました。報告を受けておりましたが、今の議員の御指摘は、仕様書の8番に書いてある備え付けるべき書類及び帳簿がきちんと確認できているのかという御指摘だと思います。その点、確認を十分できていなかったように今の答弁で思いますので、その点については申し訳ないと思いますが、きっちり確認すべきだったというふうに思います。 ◆29番(川口和雄君) 担当でない市長がそのように申し訳ないと陳謝しておるんだよ。担当部は何だ。ごまかそう、ごまかそうとしておったらあかんよ。こんなもの、業務委託契約書の中に調査権がある。出勤簿等の調査も記載されておるよ。なぜしないんだ。そんなものは、やはり当該自治会長ファーストだよ、それは。調査何もしてないじゃないか、点検も。 そして今後はって、何を言っているんだよ。もう契約解除しておるじゃないか。それ、どのように今後はしっかりやりますと、そういうふうなニュアンスで答弁しておるんだよ。いいかげんじゃないか。 その出勤していなかった白紙状態は、出勤していなかったんだろう。それを認めるのか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 備え付けるべき書類として指定したものを、我々発注者として環境部のほうで確認ができていないというのは事実でございます。大変申し訳ございませんでした。 その点について、日報のほうでだけでその確認をしていたということも事実でございますので、その点についての御指摘部分についても環境部として至らない部分があったというふうなことになりますので、大変申し訳ございませんでした。 ◆29番(川口和雄君) 確認、調査するんですね。白紙の出勤簿、調査するんだね。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) はい、調査するようにいたします。 ◆29番(川口和雄君) そして、調査した結果、出勤していなかった、それはどうなるのか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) どの方が従事されるかによって出勤簿の記載がされたかどうかということの確認と、実際日報として出されたもの、それから現実業務がされていたかどうか、その辺をしっかり確認をしてまいって、その結果によって判断していきたいと考えております。 ◆29番(川口和雄君) そしたら、出勤してなかった場合、仕事してなかった場合、その措置はどうするのか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 今、問題は、我々は報告をすることとされている日報、つまり資源物持ち去り行為防止パトロール日報というのに書いてあるパトロール員に名前が入っているその方々が確かにパトロールをしたであろうということを報告を受けた、これは自治会と市の関係で言えば自治会から報告書として出してきたもの、これを我々は受理して、そして確認しているということでございます。こちらのほうが、まず自治会にとっては報告義務がある書類でありますから、それを津市に出して津市が確認をしていく、こういう状況であります。 今、御指摘は、備え付けるべき出勤簿とその当該パトロール報告、日報がもしずれていたらどうなるかという御指摘だと思いますが、それは日報のほうの報告が虚偽であったのではないかという疑義が生じてくるということでありますので、その日報のほうと出勤簿とをきちんと突き合わせをしなければいけないというふうに思います。 もし、備え付けるべき出勤簿が曖昧なものであった、あるいは少し漏れがあったりした場合はどうかということなんですが、備え付けるべき出勤簿を押さえに行くというよりも日報のほうを疑うべきことになるというふうに思いますので、あくまでも日報を、報告を受けていますから公文書になっていますから、こちらで受け取っている公文書に虚偽があったのではないかという形で出勤簿との突合を調査することになります。 したがって、今最後におっしゃったもしパトロールしてなかったらどうなるんだということであれば、それは日報に虚偽があったとして、我々としてはその部分パトロールしてなかったんじゃないのということで損害賠償を求めていくとかというようなことになるんではないかというふうに思います。 ◆29番(川口和雄君) 契約金額の計算方法が実績に応じて支払う、そうなっていますね。 仕事に従事していなかったと、そうなると実績に応じて支払う委託料、そこから差引きしなきゃいけないわね。それはしますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 我々に業務を行ったということの報告をもらったその報告の内容が、万一虚偽であって業務がなされてなかったということになれば、支払った委託料というのは支払うべきでない委託料になりますので、その辺の整理はする必要があると考えております。 ◆29番(川口和雄君) そうすると、もう既にその事業は解除されたと。そうなると、契約解除すれば、当然、損害金の請求がありますね。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 契約解除に係る契約書の整理は、契約をしていた期間について委託料を支払うということですから、当然、契約解除後の業務はなされていないので委託料は支払いません。 ◆29番(川口和雄君) いやいや、そういうことではないんです。 契約する折に保証金を支払わなければならないという項目がありましたね。そこで、保証金は支払わなくてよいと、当該事業においては、それは信用したから契約は要らないということでありますが、契約金の納付を免除された者は、指定により契約保証金額に相当する額を損害金として納付しなければならないと委託契約書にうたわれております。だから、契約解除したら、当然、損害金が発生すると。その請求はしておるんですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 契約書第20条で、解除した場合は履行部分があるときは発注者は当該履行部分を検査の上、相応する金額を支払うとなっていますので、履行部分については支払います。 今、おっしゃっているのは、仮に委託業務の実施について、発注者である我々に損害を与えたとき、これ第21条なんですが、損害を与えたときは、その損害を受注者は賠償しなければならないとありますので、損害賠償請求になるということです。そういうことです。 ◆29番(川口和雄君) それはもうしておるんですか。するんですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) それが、今日の通告のところにも関わってくるんだと思いますが、今まで我々が、担当部局が履行部分を精査したところ、今までなされている部分については履行されているということなので、それは当然、第20条に基づいて今までなされた部分については支払いをします。第21条の損害賠償を求めなければいけない、求めるべき損害を我々が損害を受けたかどうかということについては、さらに調査をして、もしそういう部分が出てくれば、既に終わっている部分なんだけれども、きちんとされていないという部分が出てくる場合には、第21条に基づいて損害賠償請求をします。 ◆29番(川口和雄君) 業務委託契約書第3項の契約保証金の納付を免除された者は、規定により契約保証金に相当する額を損害金として納付しなければならないと、このようにうたわれておる。損害があるなしに、保証金の免除をされた者は、契約保証金額に相当する額を損害金として納付しなければならないと、業務委託契約書第3項にうたわれておるでしょう。そこまでめくらな分からんのかな。ノーチェックだ。何かにつけて。それが当局の姿勢だよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 今、私が申し上げているのは、契約書の第20条、21条のことで、今、議員がおっしゃっているのは契約書の第4条、契約保証金は免除する、これ、津市と相合町自治会との業務委託契約の契約書ですが、免除するとあります。 免除された者が何かあれですか、今、私が申し上げている第21条の賠償責任以外の責任を負うという趣旨で御質問なさっているんでしょうか、お尋ねをいたします。 ◆29番(川口和雄君) 詳しい項目は分かりませんけれども、私が見た限り、業務委託契約書の第3項に契約保証金というのがあるんですよ。その中に、先ほど申し上げたように、契約保証金の納付を免除された者は、規定により契約保証金額に相当する額を損害金として納付しなければならないと。業務委託契約書、見てないのか。     〔「見てるけれども、そんなこと書いてない」と呼ぶ者あり〕 ◆29番(川口和雄君) いや、書いてあります。     〔「休憩したれ」「ちょっと休憩しよう」「休憩、休憩」「ちょっとみっともないぞ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 議事の途中でございますけれども、暫時休憩いたします。     午前10時55分休憩     午前11時15分開議 ○議長(加藤美江子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事を続行します。 川口議員、前のほうに。 ◆29番(川口和雄君) 先ほどの契約保証金の損害金、これ、私は津市業務委託契約書第3項の契約保証金について質問しておったんですが、この津市の業務委託契約書契約は該当しないということで、それで了解します。 それで、また戻りますが、複数の市職員が自治会長に頼まれてパトロールをしていた事実、これは誘導のためということでしたね。それは、誘導であれば、委託契約を結んだ一番最初の行為、車4台で4人、職員を配置したと、それは当局の指示でそういうふうにさせたということで理解でよろしいですか。 それと、最近もまだ市職員が自治会長に頼まれてパトロールをしていたという指摘がありますが、どうですか。最近もまだ市職員がパトロール業務をしておるんですか。誘導しておるんですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 令和2年度になって、今年度分、そういった事実があるということはないというふうには、確認の結果、聞いております。 それ以前においてはあったというふうには聞いております。 ◆29番(川口和雄君) それ以前にあったということは、その職員も集積所の現場を教えるためにパトロール業務に携わったんですか。助手席に乗っておったのか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) それは市の職務、業務ではないという中で携わっていたというふうな確認をしております。 ◆29番(川口和雄君) いやいや、一番初め、契約した当初だけ、現場誘導のために職員がパトロール業務の先頭に立って現場を教えるために誘導するために車に乗っておったということでよろしいんですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 平成27年度のスタート時に業務として道案内のために市職員が市の業務としてやったことも事実でありますし、それ以降の年度において、市職員が自治会パトロールとしてそのパトロールに従事しておった、市の職務ではないという中で従事をしたという実績というか事実があるということも確認をいたしました。 ◆29番(川口和雄君) そうすると、市の職員が道案内のために車に乗ったというのは契約当初だけですな。確認しておりますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 私がこれまでに確認してきた中で、道案内のために乗ったというのは、その平成27年度当時、業務として乗った部分でございます。 ◆29番(川口和雄君) それは道案内業務ですか。
    ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 私がこれまで当時の者に確認してきた中においてはそのようだということの認識でございます。 ◆29番(川口和雄君) そうすると、第1回契約当時、第1日あるいは2日、そのときだけですな。市職員がパトロールの道案内をしたのは。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 平成27年7月からこのパトロールがスタートしたわけですが、平成27年7月には1地区、それから8月にはそれが3地区、9月には5地区というふうにたびたびにエリアを広げてきた経緯が実際ございまして、そのエリアが広がると広がったエリア分に道案内が必要だということで、その広がる時々に応じて道案内をしてきたという経過を確認いたしております。 ◆29番(川口和雄君) あくまでも道案内のために市職員が車に乗っておったということですな。 それはどの車、公用車ですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) すみません、確認不足で申し訳ございません。今、即答できるものでございません。 ◆29番(川口和雄君) その道案内したのは当局の人やろう。道案内やったらパトロール車に乗る必要ありませんわな。公用車で先頭を走って案内するのが常識ですわな。それを確認してないって、どういうことか。当局が指示したんでしょう。公用車で行くのが当たり前やろう。業務委託しておるパトロール車に乗ること自体がおかしいのと違うんか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(木村重好君) 道案内ということでは公用車で先導するという方法もございましょうし、横へ同乗して行くという方法もあるのではないかなとは考えますが、その辺ちょっと未確認で申し訳ございませんが、確認するようにいたします。 ◆29番(川口和雄君) パトロール車に乗る必要があるのか。公用車で先導するのが行政として当たり前のことと違うのかな。そうしたら、パトロール車に乗っておる従業員はどうしておったんですよ。あれ、軽トラックでしたよね。2人しか乗れませんよ。そして、軽トラックに従事者が2人1組でパトロールをしなきゃならないんでしょう。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 今、議員おっしゃっているとおり、先導を公用車でしてこういうルートでお願いしますということを最初のところでやるというのが普通、そうあるべきであったというふうに思います。 ちょっと部長もまだ確認していないと言っていますので、助手席に乗ってガイダンスしたということは、もしそういうことがあったとしたら、よかったのかどうかというと、それは公用車で先導したほうがよかったのは間違いないというふうに思います。 ◆29番(川口和雄君) 指示した者がきちっと指示していないということは怠慢ですよ。指示したんであれば、公用車を使って先導しなさいと、それが当たり前でしょう。従事者と一緒に委託事業の作業も同じにしておったんでしょう。 それと、最近、まだ職員が自治会長に頼まれてパトロールをしているというふうな指摘があるんですよ。そこらまわし、調査したのか。 ◎環境部長(木村重好君) 私が聞き取りをさせていただく中では、先ほど御説明させていただいたように令和2年度になってのその実績は見当たらないと考えておるんですけれども、ただ、議員御指摘のような事態があるということであれば、さらに深く調査をして実態のほうをつかみたいと思います。 ◆29番(川口和雄君) 同僚議員から指摘されておるんだよ。職員名も分かっておるんだよ。それをまだ調査してないのか。必要がないのか、調査する。 ◎環境部長(木村重好君) 申し訳ございません。御指摘のことがあるとすれば、調査ができてないということになりますので、その点については大変申し訳ございません。 ◆29番(川口和雄君) けしからんね。調査する気がないんだね。認めておるんですね、それは。 職員名まで分かっておるんだよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 私もそこは調査の結果を聞いておりませんので、早急に調査をさせたいというふうに思います。 これ、仮定の話なんですが、市職員が当該パトロール業務に従事していたとすれば、それはまずその人が自治会員であったかどうかという、先ほどの議論に戻ってきます。自治会員でなかったら自治会員でなく、かつ市職員だということで、それがどうだったのかということになりますし、自治会員であったとしても、そこは業務時間外の兼業の禁止みたいなそういうところに当たる可能性もありますので、そういうことも含めて早急に調査をさせます。 ◆29番(川口和雄君) 市長、あなたはやっぱりこういうことを聞かされていなかったかもわかりませんけれども、疑惑がどんどん出てきておるんです。だから、補助金搾取の疑いが浮上し、これは当然のこと、社会的信用を低下させた、これは当然のこと、しかし、委託事業は適正であったと、市長。これで、私はあれっと思ったんです。だから、言いまして緊急質問させていただいたんです。 これ、判明したらどうしますか。私が言っていたことが、それが真実であれば、あなたは記者会見で陳謝してもらわなあきませんよ、市民に。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) これは業務委託、あくまでもパトロールするという業務、それが行われていたかどうかということについては、市役所として報告を受けて仕様書あるいは業務の委託契約の中身に従って行われていたということで、これまでなされていたものは適正であったというふうに発言をしました。 今日、今までお話があった中で、幾つか本当に適正に行われていたかどうかを確認しなければいけないこと、例えば自治会員でない者が従事していたのではないかとか、あるいは実際に日報が正しかったのかどうかとか、そのようなことなど幾つか確認すべき事柄が出てまいりましたので、それらについてはきちんと確認をして、そしてそこの部分については業務が適正になされていなかったということで、当該部分を損害賠償を求めていくということになります。 その限りにおいては、私が2月10日時点でこれまで適正に行われていたということを理解しているのは、それはそういうものとして理解していたわけでございますし、それらの契約違反ないし仕様書に違反する部分が直ちに契約の解除をすることができるということで解除事由に当たるかどうかという点についても、これも別の問題としてありますが、これまでは解除事由には当たらないという判断をしてきたということを御説明申し上げたわけでございます。 ◆29番(川口和雄君) それは当局のほうから市長に報告がなかったというふうなことで、市長はこのように適正だったと言われたと思いますが、私が今言ったことが事実であって、本当に契約違反に当たるという場合は、先ほど申し上げたように市民に陳謝してくださいよ。よろしいんですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) それは、この契約がなされていた間に、適正になされていない部分があって、市が契約の相手方に損害賠償を請求しなければいけないような事態になる場合には、それは市として不十分な契約関係をこれまで維持してきたということになりますので、その点についてはおわびを申し上げなければいけないことになります。 ○議長(加藤美江子君) これをもちまして川口議員の緊急質問を終了いたします。 議事を続行いたします。 日程第6、市長から提出の承認第1号、報告第1号から第7号まで及び議案第1号から第45号までを一括議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------   承認第1号 専決処分の承認について   報告第1号 専決処分の報告について   報告第2号 専決処分の報告について   報告第3号 専決処分の報告について   報告第4号 専決処分の報告について   報告第5号 専決処分の報告について   報告第6号 専決処分の報告について   報告第7号 専決処分の報告について   議案第1号 津市固定資産評価審査委員会条例及び津市職員の服務の宣誓に関する条例の一部の改正について   議案第2号 津市手数料徴収条例の一部の改正について   議案第3号 津市住居表示審議会条例の一部の改正について   議案第4号 津市幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部の改正について   議案第5号 津市国民健康保険条例の一部の改正について   議案第6号 津市介護保険条例の一部の改正について   議案第7号 津市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部の改正について   議案第8号 津市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部の改正について   議案第9号 津市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部の改正について   議案第10号 津市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部の改正について   議案第11号 津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部の改正について   議案第12号 津市営浄化槽条例の一部の改正について   議案第13号 津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正について   議案第14号 財産の取得について   議案第15号 市道路線の認定について   議案第16号 町の区域の変更について   議案第17号 令和2年度津市一般会計補正予算(第13号)   議案第18号 令和2年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第19号 令和2年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第20号 令和2年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)   議案第21号 令和2年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)   議案第22号 令和2年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)   議案第23号 令和2年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   議案第24号 令和2年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)   議案第25号 令和2年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)   議案第26号 令和2年度津市椋本財産区特別会計補正予算(第1号)   議案第27号 令和2年度津市水道事業会計補正予算(第3号)   議案第28号 令和2年度津市下水道事業会計補正予算(第2号)   議案第29号 令和2年度津市駐車場事業会計補正予算(第1号)   議案第30号 令和2年度津市モーターボート競走事業会計補正予算(第3号)   議案第31号 令和3年度津市一般会計予算   議案第32号 令和3年度津市国民健康保険事業特別会計予算   議案第33号 令和3年度津市介護保険事業特別会計予算   議案第34号 令和3年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第35号 令和3年度津市営浄化槽事業特別会計予算   議案第36号 令和3年度津市共同汚水処理施設事業特別会計予算   議案第37号 令和3年度津市農業集落排水事業特別会計予算   議案第38号 令和3年度津市土地区画整理事業特別会計予算   議案第39号 令和3年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算   議案第40号 令和3年度津市椋本財産区特別会計予算   議案第41号 令和3年度津市水道事業会計予算   議案第42号 令和3年度津市工業用水道事業会計予算   議案第43号 令和3年度津市下水道事業会計予算   議案第44号 令和3年度津市駐車場事業会計予算   議案第45号 令和3年度津市モーターボート競走事業会計予算     -------------------------------- ○議長(加藤美江子君) 提案理由の説明を求めます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) 令和3年第1回市議会定例会の開催に当たり、令和3年度の市政運営に臨む私の方針を申し述べ、皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 昨年は、新型コロナウイルス感染症が社会を大きく変えた1年でありました。この感染症のような大きな力によって日常が変えられてしまうそのとき、私たち行政というのは、前例にとらわれることなく、何をなすべきかをしっかりと考え抜き、そのことを迅速に形にしてお届けしていくことが求められているのではないかと思います。 実は、事象は異なるものの、10年前も社会を一変させるような大きな力によって、私たちの日常を取り巻く環境が大きく変わったことがありました。それは、2011年3月に発生した東日本大震災です。沿岸部のまちに押し寄せた巨大な津波は、そこに住む人たちが普段当たり前のように見ていたまちの風景を全て破壊しました。そして、その津波の脅威を映像で目の当たりにした多くの津市民の皆様は、それまで、穏やかな伊勢湾内で起こる自然災害といえば高潮くらいであって、まさか津波までは来ないのではないかと思っていたものが、沿岸部に面している以上、津波は起こり得るんだということを現実のものとして受け止め、その考え方が大きく変わったわけです。このように、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなるという、世の中の変わり目になるようなことが10年前にもあったことを、私は今思い起こしています。 その当時、市長就任直後でありましたが、市民の皆様の安全や安心に対する気持ちの高まりを受け、津波避難ビルの指定、地域防災計画の津波対策編の策定など防災対策の充実や、かねてから課題となっていた動き出さない救急車問題の解決を最優先に進めました。市政運営に関わって極めて日が浅い状況ではありましたが、市民の皆様が感じている心配や不安に対して、行政としてできる限りのことを、迅速かつ的を絞って取り組んでいこうという姿勢で全力を注いでいたことを思い出します。 10年の時を経て、私たちは今、新しい感染症に向き合っています。感染しない、感染を拡大させないことを最優先に取り組む新しい社会は、全ての市民に対して、日常生活や経済活動に非常に大きな制約をもたらしています。10年前と同様、これまで当たり前であったことが当たり前ではなくなるという、世の中の大きな変わり目にあって、津市は政策を実行する姿勢を大きく変えることとしました。市民の皆様の不安や制約が多い中で、まずは市民の命を守り、そして、地域経済を支え続けることを根幹に据え、市役所の持つ人材や財源などの経営資源を全て集中投入し、その時々の状況にしっかりとお応えするために、今必要とされること、今やるべきことを選択し、迅速かつ的確に実行することを基本としてきています。今後も感染状況に応じて、行政に求められることは日々変化していくことから、その時点の状況を厳しく受け止め、市民に優しいコロナ対策を穏やかに講じてまいります。 令和3年度は、ウィズコロナの難局を打破し、ポストコロナを見据えながら、市民の命と暮らしを守り、将来への持続可能なまちづくりを進めていくことを市政運営の基本とします。 まずは、コロナ対策を最優先事項として取り組んでまいります。令和2年度のコロナ対策については、今定例会に御提案中のものも含め計10回の補正予算を組んで、逐次必要な施策を重ねてまいりました。令和3年度もこれまで同様、コロナ対策に最優先で取り組むため、まずは、当初予算に総額約17億3,000万円を計上しました。今の市民生活や地域経済の状況に緊急に対応しなければならない対策、そして、通年で取り組んでいこうとする対策の両方を盛り込みました。 市民の皆様へのワクチン接種に取り組みます。2月8日付で新型コロナウイルスワクチン接種推進室を健康づくり課内に設置しました。新たに11名の職員を配置し、1課1室、総勢25名体制で、国から届いたワクチンを市民の皆様に混乱なく、迅速かつ着実に接種していただけるよう準備を進めています。公共施設や商業施設数か所を拠点とした集団接種会場の確保や高齢者施設での入所者への接種など、全ての市民の皆様がワクチンを接種しやすい体制を整えるため、医療機関との委託契約や接種場所の確保のための費用など、直ちに対応できるよう約12億2,000万円の経費を計上しました。 また、市民生活や経済活動全般への支援策についても、昨年の実績や経験を踏まえ、地域経済への支援や感染防止・衛生対策、ウィズコロナ社会での新たな生活様式に対応した未来に残る対策など、状況の変化を的確に捉えた市独自の支援を実施してまいります。 まずは、地域経済への支援です。感染状況によって影響に波はあるものの、引き続き困難が続く地域経済に対して時宜を得た支援に取り組みます。 現在、特に大きな影響を受けている飲食店やその取引事業者などに対する事業継続のための支援を行います。かねてより、三重県に対し、飲食店などの減収に対する支援を求めてまいりましたが、2月5日、県は新たな支援策として、忘年会、新年会の時期に当たる12月と1月に特に大きな影響を受けた飲食店などに対し一律30万円を支援することを発表しました。この支援策に重ねる形で、通常であれば送迎会などで売上げが伸びることが想定される2月、3月において、売上げに影響がある飲食店などに対して、売上額の減少に応じて10万円から30万円の支援金を交付します。 また、がんばる事業者応援プロジェクト事業として、現在行っている津センターパレスホールを新たな事業展開の場とする飲食事業者への支援や津センターパレス1階及び津市まん中広場での津がんばるマルシェによる支援の形態に加え、津センターパレスのホテル部分を、新たにチャレンジショップやパイロット事業を展開する場として提供することで事業者を支援してまいります。 中小企業者への補助金制度を拡充します。企業の自社サービスや自社商品PRのための展示会出展への補助金については、新たにオンラインによる展示会を対象とします。また、従業員のための研修会についても、オンラインによるものを対象とします。 文化芸術などの市民交流活動については、感染防止対策を行いながら、これまでと同じような活動を行っていただけるよう、市文化施設で催物を開催する個人や団体への感染拡大予防品の購入や施設使用料への支援を引き続き行ってまいります。 空き家対策では、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機として、特に都市圏では地方の魅力が見直されていますが、コロナ禍においては、県外や市外の方に本市を訪問していただくことが難しくなっています。本市に足を運ばなくても、物件をより詳細に御覧いただけるよう、空き家情報バンクサイトに空き家内を撮影したパノラマ画像を公開するとともに、動画によるデジタル空き家見学会を開催します。これらの新たな取組を、より多くの方に御利用していただくことで移住の促進にもつなげてまいります。 感染防止・衛生対策も充実させます。 指定避難所においては、プラスチック自立バーやレスキューシート、トイレ処理袋などの物品を追加配備し、中長期的な避難所運営を念頭に置いた感染拡大防止を図ります。また、公共施設においては、消毒液や非接触型検温システム、足踏み式手指消毒スタンド、飛沫感染防止用のアクリル板などを購入し、感染防止対策をさらに進めます。 現在行っている1歳6か月児と3歳児の健康診査は、人と人との距離を十分確保するため、1回当たりの診査の対象者を減らし、実施回数を増やします。 学校・教育関係への対策では、保育所・こども園や幼稚園、小・中・義務教育学校などにおける臨時休業や出席停止措置を講じられた子どもの保護者に対し、当該措置によって生じる家計への負担軽減を図るため、支援金の交付を引き続き実施します。また、三重短期大学附属図書館においては、図書資料の返却・貸出しを行うためのポストとロッカーを設置します。利用される市民の皆様や学生が人と人との接触をさらに避けられるようにするとともに、閉館時の利便性の向上につなげてまいります。 救急医療対策については、感染が拡大する中、医療関係機関への負担を鑑み、医療提供体制の整備のための支援を引き続き行います。また、高規格救急自動車に積載する医薬材料や車内消毒のための消毒液などを購入し、救急患者搬送時の感染予防対策を徹底します。 将来に残る感染症対策として、公共施設への空調設備とトイレ洋式化の整備をさらに進めます。これまで空調設備については、89施設に160基を設置・改修するとともに、トイレの洋式化については、避難所など84施設に253基の整備を終えました。今後さらに、空調設備については、25施設に110基、トイレの洋式化については、61施設に167基を整備します。 以上、コロナ対策の主な事業を申し上げました。 なお、ワクチン接種に係る約12億2,000万円の経費の財源については、全額国費負担となりますが、市独自のコロナ対策に係る約5億1,000万円の経費については、新型コロナウイルス感染症対策事業基金の取崩しを含む一般財源としています。一方、1月28日に成立した国の第3次補正予算には、追加で新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が盛り込まれ、令和3年度において活用できることとなりました。同交付金については、交付金を活用した事業展開全体の中で、市独自のコロナ対策に係る約5億1,000万円について、一般財源から振り替えて充当していくことや、今後必要となる追加対策への活用を考えてまいります。 次に、9月25日から三重とこわか国体が、10月23日からは三重とこわか大会が始まります。ウィズコロナ時代に開催される新しい形での国体・大会として、市役所一丸となって取り組んでまいります。 本市で開催される国体は県内最多の9競技11種目となっており、既に開催まで秒読み段階に入っています。競技開催に係る会場設営や警備のための経費、新聞・ラジオでの広報啓発に係る経費など、約14億5,000万円を計上しました。大会運営については、当初の想定から思い切った見直しを行い、例えば、会期前の9月11日からの競技開催が認められたことによる会場変更に伴い、仮設テントや仮設スタンドの設置が不要となったことなどにより約2億3,000万円の経費削減が実現した一方で、感染症対策として、来場者の混雑を避け、密の回避を図るための経費や事前に来場者を把握するための管理システムの導入などにより、約7,000万円の経費が増額となりました。 開催に当たっては、感染状況によって開催直前まで事前の決定事項が決められたとおりに進められるかどうか分からないという非常に難しい面も持ち合わせていますが、安全で安心な大会運営を最優先に準備を進めてまいります。コロナ禍にあっても、全国各地から参加される選手の皆様が、本市の会場を舞台として最高のパフォーマンスを発揮され、また、市民の皆様にとっても心に残る祭典として成功裏に終えられるよう、三重県としっかりと連携して取り組んでまいります。 また、将来に向けて持続可能なまちづくりのための施策も着実に進めてまいります。 令和3年度は、これまで道路・橋梁や学校施設の長寿命化などに活用してきた、国の防災・減災、国土強靱化のための新たな5か年の対策のスタートの年であり、合併市町村が地域の創意工夫によりまちづくりを進めていくための合併特例事業債の活用が可能となる最後の5年間が始まる年でもあります。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が長期化する中、公共事業の推進は地域経済の下支えにもつながります。これらの財源を最大限に活用し、各施策に積極的に取り組んでまいります。 まずは、未来を担い築く子どもたちや市民が健やかに暮らせるための施策です。 子どもたちが快適に学ぶための環境整備や放課後の居場所づくりをさらに進めます。学校施設については、平成23年から約90億円を投じてきた9校の老朽化対策のための大規模改造が令和2年度末で終了します。今後は、長寿命化のための新しい計画に基づく改修工事に着手します。今後5年間で10校程度の整備を目標とし、令和3年度は、修成小学校、安濃小学校、朝陽中学校の工事に取りかかるとともに、上野小学校、西橋内中学校、橋南中学校の設計を行います。また、桃園小学校のプレハブ教室解消のため、普通教室棟の増築工事を令和3年度中に完了させます。 市立6つ目となる(仮称)河芸こども園の整備も進めます。上野保育園、上野幼稚園、豊津幼稚園を一体化し、認定こども園に移行します。現在の上野保育園舎を乳児棟、上野幼稚園舎を幼児棟として活用するための改修を行い、令和4年4月の開園を目指します。 放課後児童クラブの整備もさらに進めます。成美地区と栗葉地区については、学校施設の一部を改修し、受入れ人数を拡大します。南が丘地区については、4つ目の施設を新設するため、また、誠之地区については、学校施設の一部を改修するための設計に取りかかります。安東地区については、3月末をもって閉園する安東幼稚園の一部を活用し、4月から新たにクラブを開設します。 GIGAスクール構想の取組もさらに進めます。児童・生徒への1人1台パソコンの配置については、3月末までに全ての小中学校及び義務教育学校での配置が完了します。これを受け、国の実証事業を活用し、対象となる学校において学習者用デジタル教科書を導入します。 民間保育所などにおける保育ニーズに対応した施設整備への支援も行います。上浜保育園の移転新築、高田保育園及び風の子藤水保育園の増築に対する支援を行い、教育・保育提供量の拡大につなげます。 産婦健康診査を新たに始めます。産後の初期段階における産婦の不安を受け止め、産後うつ病の予防や新生児への虐待防止などを図るため、産後2週間と1か月目の産婦を対象に健康診査を実施します。 コロナ禍で自宅に閉じ籠もりがちとなる高齢者の介護予防に向けては、ふれあい・いきいきサロン事業や元気アップ教室などへの支援を引き続き行ってまいります。 次に、安心・安全に暮らせるまちづくりに向けて、社会基盤の整備も進めます。 仮橋での通行となっている津興橋については、令和7年度の供用開始に向け、現在、旧橋の上部工の撤去を終え、6基のうち3基の橋脚撤去と新橋の左岸側橋台の設置工事を進めています。令和3年度は、残る3基の橋脚撤去工事にも着手いたします。 大谷踏切の拡幅工事については、令和6年度の全面開通を目指し、令和2年度から着手した踏切工事に加え、令和3年度からは架道橋工事にも取りかかります。 高茶屋小森町第24号線は、国道165号と県道上浜高茶屋久居線に接続する重要な迂回路であり、交通量が多く、通学路にもなっています。令和4年度の完成を目指し、道路改良のための用地買収を進めます。いつくしみの杜へのアクセス路となる半田久居線及び雲出野田線については、工事着手に向け、さらに用地買収を進めます。また、井生波瀬線についても、令和4年度からの工事着手に向け、用地買収を進めます。 雨水対策事業や河川のしゅんせつもさらに進めます。津市雨水管理総合計画に位置づけた14の重点地区における管渠整備やポンプ場の建設などを行います。また、防災・減災、国土強靱化のための新たな5か年の対策のスタートに合わせ、適用期間が5年間延長となった緊急自然災害防止対策事業債を活用し、4か所の河川改修事業、1か所の排水機場放流渠改修事業、2か所の農業用ため池洪水調整池転用事業を進めるとともに、令和2年度に創設された緊急浚渫推進事業債を活用し、6河川でのしゅんせつを実施します。 市民の暮らしの潤いや市民サービスにつながる施策も積極的に進めます。 地域から施設整備が望まれてきた(仮称)津西会館別館については、令和4年6月の供用開始に向け、建設工事に着手します。 コミュニティバス及び自主運行バスについては、社会情勢の変化や市民ニーズを踏まえ、一部松阪市域への乗り入れなど、路線の再編やダイヤ改正による新ルートでの運行を4月から開始します。また、1日の平均利用者数が3,000人を超える近鉄南が丘駅については、バリアフリー化を推進するため、事業者が行うエレベーターやスロープ設置による段差の解消、多機能トイレの設置などの整備に対して支援を行います。 国体・大会開催を目前に控え、スポーツ施設も新しく生まれ変わります。旧津市民プール跡地に整備を進めてきた津市民テニスコートは、12面のコートや管理棟を備えた新たな施設として5月にオープンします。 三重とこわか国体の高等学校野球の競技会場となる津球場公園内野球場については、観客席や選手の控室を改修し、駐車場も194台から547台に大幅に増設するなど、7月にリニューアルオープンします。 中勢グリーンパークについては、官民連携によるPark-PFIを活用し、基盤整備済みの未開園エリアの整備に向け、現在事業者を募集中であり、令和4年度からの工事着手を目指します。 本市及び鈴鹿市、亀山市との広域的な災害対応力の維持・強化を図るため、消防指令業務の共同運用に向けた取組を進めます。令和8年度からの運用開始を目指し、令和3年度は3市による基礎調査を実施します。 令和元年度から開始した本庁舎の大規模改修については、いよいよ9月に全ての工事が完了します。長期間にわたり、来庁者の皆様には御迷惑をおかけしましたが、地下の受変電設備や自家発電機の高所化により災害対応機能が強化され、排水設備の更新や全フロアのトイレの洋式化などにより、施設環境の向上が図られます。 最後に、市民の暮らしを支える地域経済のための施策です。 ビジネスサポートセンターにおいては、起業・創業を目指す方の支援や事業承継支援などを継続して行うとともに、創業や経営分野などの専門家による相談については、新たにオンラインでの相談を始めます。コロナ禍においても、事業者に寄り添い、きめ細かに支援します。 農業振興に向け、農地・農業用水の保全や施設の長寿命化のため、多面的機能の維持・発揮を図るための活動にもしっかりと支援してまいります。また、農地を獣害から守るため、捕獲による個体数調整や防護柵の設置など、地域と連携した獣害対策を引き続き進めてまいります。 水産振興にも取り組みます。コウナゴ漁が5年連続禁漁という厳しい状況の中、漁業者の新たな取組として期待されるすじ青のりの種苗養殖・放流事業に対して支援してまいります。また、香良洲漁港の堤防については、現在進めている高潮対策のための堤防のかさ上げ工事を令和3年度中に完了させます。 森林環境譲与税を活用した森林環境施策もさらに進めます。未整備森林の解消に向け、美杉地域においては間伐を、芸濃地域においては森林の現況調査と間伐を引き続き行うとともに、森林所有者への意向調査については、一志地域と白山地域にも拡大します。また、個人の森林所有者や森林組合などが行う小規模な間伐や植栽への支援も行います。 次に、津センターパレスのホテル部分については、昭和60年以降、近鉄グループによる経営として18年間、その後の18年間は、経営危機に陥ったホテル存続のために、地元経済界が出資して設立した株式会社津センターから近鉄グループへの運営業務委託による経営が続いてきましたが、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、2月末をもって当該委託契約が終了することとなりました。 これにより、津センターパレスを擁する大門・丸之内地区は、新たな展開を迎えることになります。入居事業者を募集する株式会社津センターパレスにしっかり協力していくとともに、次の入居事業者が決定するまでの間、ホテル部分の一部を、津市のコロナ対策としての事業者支援の場としてまいります。また、当該地区については、従来の商業振興という観点をさらに広げて、津インターチェンジ周辺から津なぎさまち周辺へとつながる新都心軸と、都心活動の南北軸となる国道23号が交差するエリアとして、その将来の姿を都市空間やまちの歴史、津らしさの3つの視点をもって、都市計画の観点からの調査分析に着手します。 ○議長(加藤美江子君) 前葉市長、申し訳ございません。 提案理由の説明の途中ではありますけれども、午さんのため、暫時休憩いたします。すみません、よろしくお願いいたします。     午前11時57分休憩     午後1時00分開議 ○議長(加藤美江子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事を続行いたします。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) では、施政方針でありますが、12ページの半ばぐらいからを続行させていただきます。 国や三重県の事業についても促進されるよう働きかけてまいります。 まずは、国の事業です。津松阪港区域の海岸堤防整備については、いよいよ市内全ての工区の整備の完了が見えてまいりました。阿漕浦・御殿場工区については、延長3,485メートルのうち、三重とこわか国体・三重とこわか大会の競技会場周辺を含む2,374メートルが完成し、栗真町屋工区については、令和3年度中には2,062メートル全ての工事が完了します。平成30年度に直轄事業化された栗真工区についても、令和2年度から工事に着手され、着実に整備が進められています。全工区の令和5年度の工事完了に向け、引き続き整備促進を働きかけてまいります。 一級河川雲出川については、雲出川水系河川整備計画に基づき、河道掘削や堤防整備が進められています。本川の下流部の雲出古川左岸の雲出伊倉津町地内、右岸の香良洲町地内における堤防整備の早期完了とともに、木造地区における堤防整備の促進を求めてまいります。 中勢バイパスについては、全線2車線化に向け、市内4か所目として令和2年度から工事が進められている長岡宮ノ前交差点付近の部分4車線化の早期完了とともに、部分立体化に向けた地質調査と橋梁の予備設計が行われている大里窪田出口交差点の早期の工事着手を要望してまいります。 続いて、三重県の事業です。高潮対策としてのかさ上げ工事が進められている上野・白塚地区の海岸堤防整備については、上野地区海岸の着実な整備促進とともに、詳細設計が行われている白塚地区海岸についても早期の工事着手を要望してまいります。また、白塚漁港海岸堤防については、これらの進捗に合わせ、白塚工区の高さ6メートルの堤防整備の早期完了と、令和2年度から基本設計が行われている河芸工区の早期工事着手を要望してまいります。 大規模特定河川事業による新相川橋の架け替えについては、令和2年度から仮橋を含む仮設道路の整備が進められています。令和3年度は水道管やガス管などの占用物件の移設に着手される予定です。 県管理河川における治水対策については、令和2年度は堆積土砂対策予算を前年度の約2倍確保され、安濃川や長野川をはじめとする河川の堆積土砂の撤去が積極的に進められました。今後も引き続き、十分な予算の確保と計画的なしゅんせつの実施、河川改修の促進を要望してまいります。 供用開始まで残り約1年となった香良洲橋については、工期内の確実な工事完了に向け、事業の促進を要望してまいります。 亀山安濃線の高野尾バイパス、国道163号の片田バイパス、津久居線の相川橋梁、一志出家線の中川原橋、一志美杉線の室ノ口バイパス及び室ノ口から矢頭トンネル、国道368号の下太郎生及び奥立川工区などの道路整備についても、引き続き要望してまいります。 以上の各施策を推進するための令和3年度の予算は、前年度比0.3%増の1,099億4,000万円となりました。 歳出については、合併特例事業債を活用して行う大規模事業が終了したことに伴い、普通建設事業費は前年度比29.3%減の68億5,000万円になりましたが、市民生活に関わる重要なインフラ整備などの事業費は増額しています。 歳入については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、市税収入全体で、前年度比4.6%減の395億1,000万円、地方交付税は、普通交付税の合併特例措置の終了を受け、前年度比6.1%減の169億円を見込んでいます。市債は、臨時財政対策債が前年度比120.3%増の65億円と大幅に増加したことなどにより、前年度比10.1%増の87億2,000万円を計上しています。また、公債費の償還に充当する減債基金など、特定目的基金を20億1,000万円、財政調整基金を50億円取り崩して編成しました。 令和3年度、1年間の市政運営について述べてまいりましたが、ここで、早急に解決すべき目の前の課題である特定の自治会に対する諸問題への今後の対応策について申し上げます。 現在、法律顧問弁護士による調査が進められ、個別案件ごとの調査結果がまとめられており、順次速やかに公表してまいります。刑罰法令に違反する疑いのある事案に関する相談や今後の調査状況にもよりますが、3月末に最終報告をいただく予定です。最終報告を受けて、明らかに市職員の職務が公正公平に執行されていなかったものについては、職員の処分も含め、厳正に対処いたします。なお、職員の管理責任は市長である私にございます。 次に、今回のような事態の再発を防止するため、津市の組織風土や事務執行を改革いたします。まず、職員が困難な問題を抱え込み、苦しんできたことへの反省を踏まえ、全ての職員が相談しやすい組織をつくります。市長直轄の市役所内部を統制する組織を新たに設置することを検討しており、それに必要となる条例改正案を今定例会で追加提案したいと考えております。その上で、職務権限の範囲や事務執行の方法に問題があったものについては、事務執行の仕組やルールの見直しを行います。不当要求や圧力に対して毅然と対処できるように口頭や面談での要求を記録・報告する仕組みの構築とともに、職員の倫理規程も策定してまいります。 私の責任の下で、過去を断ち切り、職員一人一人が公正公平な職務に専念できる体制をつくり上げてまいります。 最後に、新型コロナウイルス感染症については、依然として先行きが不透明で出口が見えない状況の中、令和3年度のスタートを迎えることになります。思い返しますと、昨年のこの時期にお示しした令和2年度の施政方針には、コロナや感染症という言葉は全くなく、よもや感染症への対応が中心となる1年になるとは思ってもいなかったわけです。 しかし、その後、学校の休業要請や緊急事態宣言に端を発した市民生活や地域経済への影響に対応するため、コロナ対策に取り組んできた1年であったわけです。恐らく令和3年度もそのような年になると思われます。コロナ禍という閉塞した状況の中ではありますが、三重とこわか国体・三重とこわか大会が希望のきらめきを放ち、私たちの一つの明るい見通しとなることを願いながら、市民の皆様が安心して暮らせるよう、全職員が全力で市民の皆様を守り抜くということを強く申し上げて、令和3年度の施政方針といたします。 市民の皆様、議員の皆様の温かい御支援、御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。 私の説明の中で誤った発言をいたしました。資料13ページで、中勢バイパスについては、「全線2車線化に向け」と申し上げましたが、片側2車線の意味で申し上げてしまいました。正しくは「全線4車線化に向け」でございました。おわびして訂正をいたします。     〔教育長 森 昌彦君 登壇〕 ◎教育長(森昌彦君) 令和3年度に重点的に取り組む教育施策の方針について、御説明申し上げます。 令和2年度は、コロナ禍という困難な状況の中、当たり前のことが当たり前にできることのすばらしさを実感するとともに、様々な大切なことに改めて気づくことができた1年でもありました。命を守ることの大切さ、修学旅行を含む学習保障の大切さ、子どもの居場所を保障することの大切さ、社会教育における場の提供の大切さ、平素から継続して行われている人権教育の大切さ等、これらは、コロナ禍だからこそ、改めて実感できたことでした。また、5回開催された総合教育会議も新型コロナウイルス感染症への対応が協議の中心となりました。 令和3年度も、コロナ禍の中、新しい生活様式を踏まえた取組の継続が想定されますが、これまでの様々な気づきを生かしながら、持続可能な体制づくりに努め、将来の社会を担っていく子どもたちが、夢や希望を持ち続けながら、未来をしっかりと生き抜いていく力を身につけていくため、教育委員会はその役割をしっかり果たしてまいります。その際、学校や保護者、地域の方々の思いにしっかり耳を傾け、その思いを大切にしてまいります。そして、教育大綱や教育振興ビジョンを踏まえ、柔軟かつ着実に教育施策の取組を進めてまいります。 まず、学校教育の充実について、具体的な取組を御説明申し上げます。 Society5.0に対応できる人材を育成するため、これまでの様々な教育実践の蓄積を大切にしながら、津市GIGAスクール構想の実現に向けた取組を展開します。教育のあらゆる場面において、情報活用能力を学習の基盤となる資質・能力として位置づけ、その育成を図るため、ICTを活用した様々な取組を進めてまいります。 とりわけ、特化研究プロジェクトとして、新学習指導要領の中で求められている「主体的・対話的で深い学び」を実現させ、これからの子どもたちに必要とされる資質・能力の育成を図ることを目的に、モデル校において、デジタル教材等の効果的な活用に関する実証研究を行います。その先進的な取組を中学校区等で共有し、市内全体に成果を広げてまいります。 さらに、津市e-Learningポータル等を活用した取組を推進し、学校での授業と家庭学習との連動を図ってまいります。こうした取組により、臨時休業の際の家庭学習も効果的に行えるようにし、コロナ禍においても、子どもたちの学びを保障してまいります。 端末活用研修や英語教育推進研修等、教員のニーズに応じた研修会を実施したり、指導主事が、日常の授業を参観し、指導・助言を行ったりすることにより、授業改善の中心的な役割を果たすミドルリーダーを育成するとともに、全ての教員の授業力や対応力の向上を目指し、子どもたちにとって分かる授業の実現に向けた取組を進めてまいります。 特別支援教育については、津市版特別支援教育ハンドブックを活用し、指導方法等についての共通理解を図り、学校サポーター及び特別支援教育支援員等の活用や医療関係機関等との連携の下、支援体制の強化を図ってまいります。また、大学等と連携し、通級指導教室や幼児ことばの教室における指導や支援のより一層の充実を図ってまいります。さらに、引き続き、特別支援教育の中心を担う人材を育成するための連続講座を実施し、教員の資質向上を図るなど、特別な配慮や支援が必要な子どもたちへのきめ細かな対応に努めてまいります。 外国につながる児童生徒への教育については、初期日本語教室きずなと、在籍校で行う移動きずなの充実を図るとともに、外国につながる子どもの教育支援プロジェクト事業として初期日本語学習を終えた子どもたちが、日本語での一斉授業において効果的に学べるよう取組を進めてまいります。就学前の外国につながる幼児に対しては、令和2年度より開始したプレスクールつむぎの充実を図り、小学校生活に早期に対応できるよう取組を進めてまいります。 人権教育については、人権教育カリキュラムに基づいて子どもたち一人一人の人権意識を高め、外国につながる子どもたちを含め、全ての子どもたちが安心して過ごせる学校づくりを進めてまいります。新型コロナウイルス感染症に伴う差別的行為や誹謗中傷を防止するために、教材等を作成して園・学校での取組を支援するとともに、外国につながる保護者の不安を軽減できるよう、通訳者の派遣等を継続してまいります。 いじめの問題や不登校については、関係機関等と連携して事例検討会を開催するなど、課題の改善に向けた取組を進めるとともに、学校だけでは解決が困難な事案については、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、弁護士等、多様な専門的職種とネットワークを構築し、チームで対応してまいります。 以上のような取組を進めるため、引き続き、教員が子どもたちと向き合う時間の確保に努めてまいります。 市単独事業として配置を始めた教員支援員は、3年が経過し、教員が事務作業を依頼しやすい環境がつくられ、学校における活用の幅が広がってきています。令和2年度は8人を16校へ配置しましたが、教員が子どもたちと向き合う時間の確保に十分な効果が見られることから、令和3年度は、さらに1人増員いたします。 国の施策であるスクール・サポート・スタッフは、令和2年度当初、24校に25人を配置しました。年度途中からは、新型コロナウイルス感染症対策として、さらに44校に47人を追加配置し、児童生徒の検温や教室の消毒作業等、教員の業務支援を行っています。教員支援員と同様、教員の業務軽減に十分な効果が見られることから、令和3年度もさらなる増員配置を三重県へ要望してまいります。 部活動については、津市立中学校部活動指針を遵守するよう学校へ働きかけるとともに、三重県に対し、部活動指導員の増員配置を要望して、教員の負担軽減を図ってまいります。 加えて、子どもたち一人一人の実態や各学校の課題に応じ、きめ細かな指導ができるようにするための取組も進めてまいります。 これまで、国や三重県に対しては、感染症対策という視点も加えながら、少人数学級編制の推進を強く要望してまいりましたが、国において、義務標準法を改正し、小学校について学級編制の標準を5年かけて35人に計画的に引き下げることが示されました。これにより、令和3年度以降、小学2年生から順次35人学級が導入されます。さらに、中学校についても学級編制基準が引き下げられるよう、国に対して要望するとともに、県独自の少人数教育推進事業については、さらなる充実と柔軟な対応を三重県に求めてまいります。 また、全ての中学校区において構築してきた小中一貫教育における9年間を見通した指導や支援のより一層の充実を図るとともに、令和3年度中に全ての学校へ学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとして、独自性や地域の特色を生かしつつ、学校が地域と連携・協働して子どもたちを育む体制づくりを進めてまいります。 学校教育の充実を図っていくためには、子どもたちが安全で快適に学ぶための施設整備を進めていく必要があります。 学校施設は将来を担う子どもたちの学習・生活の場であり、災害時には地域住民の避難所としても活用される極めて重要な施設であることから、国の防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策の趣旨も踏まえ、普通教室を含む校舎棟のうち、外装、内装ともに劣化が進んでいる棟を選定して、外壁塗装、屋上防水等による機能維持やバリアフリーへの対応等を図るための長寿命化改修事業に取り組んでまいります。 令和3年度は修成小学校、安濃小学校及び朝陽中学校の工事を実施するとともに、上野小学校、西橋内中学校及び橋南中学校の設計に着手してまいります。 また、プレハブ教室の解消等のため、令和2年度から着手した桃園小学校は、普通教室棟の増築工事を実施してまいります。 さらに、新型コロナウイルス感染症対策として、新しい生活様式に対応して換気を行いながら、子どもたちが静養できるように、引き続き、小・中学校保健室のエアコン整備を進めるとともに、屋内運動場及び校舎のトイレについて、より感染リスクの低い洋式トイレへ改修を進めてまいります。 長期間にわたって、この新たな感染症とともに生活していかなければならないという認識を持ちながら、子どもたちの健やかな学びを保障するため、学校における感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつ、学校の新しい生活様式による学校運営と感染対策の徹底を図り、子どもたちが安心して学べる環境づくりを推進してまいります。 幼児教育については、津市幼児教育・保育カリキュラムを有効に活用し、教育内容を充実させるとともに、令和2年度に設置した幼児教育アドバイザーを効果的に活用し、本市全体の幼児教育の質の向上を図ってまいります。さらに、保護者ニーズに沿った園運営を行うとともに、ICTを活用した研修を充実させるなど、職員の資質向上にも努め、質の高い幼児教育を展開させていくことで、幼児教育の継承発展に努めてまいります。 また、地域における公的な幼児教育へのニーズに応えるための取組を進め、幼児教育を充実させていくとともに、関係課と連携し、令和4年4月の(仮称)河芸こども園開園に向けた準備を進めてまいります。 児童の放課後等の安全安心な居場所づくりについては、利用児童が増加している放課後児童クラブへのニーズに的確に応えるため、引き続き、狭隘化している施設を中心とし、施設整備を計画的に進めてまいります。令和3年度は、成美放課後児童クラブの2つ目の施設を成美小学校内の多目的ルームに、栗葉放課後児童クラブの2つ目の施設を栗葉小学校の体育館ミーティングルームに、それぞれ改修整備を進めてまいります。さらに、南が丘地区放課後児童クラブの4つ目、誠之放課後児童クラブの2つ目の施設を整備するための実施設計を行い、適正な児童の放課後等の居場所確保につなげてまいります。 また、放課後児童クラブの未設置校区である安東地区においては、令和2年度末で閉園する安東幼稚園の管理棟を活用して、放課後児童クラブを設置し、児童の放課後等の新たな居場所確保に取り組んでまいります。 クラブの運営に関し、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策や支援員確保のための支援を行うとともに、運営費補助金を増額するなど、放課後児童クラブの充実に向けた取組を進めてまいります。 公民館については、市民の学習ニーズに応える各種講座を開催することで、学ぶ楽しさを実感し、学習の成果が暮らしの向上や地域課題の解決に活用できるよう支援するとともに、多世代の方が集い、つながりあう場として、地域コミュニティ活動を支援する魅力ある公民館活動を進めてまいります。 また、公民館施設については、施設の老朽化に伴った修繕等による適正な維持管理に努めるとともに、新型コロナウイルス感染症対策として、より感染リスクの低い洋式トイレへの改修を進めるなど、利用者が安全で快適に学べる環境づくりを進めてまいります。 図書館については、乳幼児から大人まで様々な年代へ読書の大切さを伝え、読書活動を推進してまいります。特に、読書から遠ざかりやすい時期である中高校生に対しては、地域や学校と連携しながら、興味や関心を持ってもらえるような資料の提供やイベントを実施してまいります。 また、レファレンスサービスの強化のため、利用者が求める最新の資料の充実や職員の能力向上に取り組んでまいります。 図書館を安心して御利用いただくため、おはなし会等の行事は、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で実施するとともに、久居ふるさと文学館及び河芸図書館については、より感染リスクの低い洋式トイレへの改修を進めてまいります。 文化財については、市内の重要な文化財の指定を進めるとともに、地域の方々と協働して積極的に公開や展示を行い、郷土の歴史について、市民が学ぶ機会を創出してまいります。 また、国指定史跡霧山城跡の斜面において発生した土砂流出箇所の復旧工事により、史跡の適切な保存や景観の保全を図るほか、埋蔵文化財センター特別収蔵庫の空調設備の改修により、所蔵する文化財の適正な保存環境を整えてまいります。 以上、令和3年度の教育方針について申し述べました。 新型コロナウイルス感染症が社会全体に大きな影響を与え、教育現場においても先が見えない不安や様々な困難が生じています。そのような中にあっても、子どもたちが、夢や希望を持ち、幸せな未来を迎えられるよう、教育委員会は絶えず課題と向き合い、責任を持って着実に一つ一つの施策に取り組んでまいります。 今後も総合教育会議での議論を大切にしつつ、学校現場や保護者をはじめ、市民の皆様の声をしっかりお聞きしながら、教育行政を推進してまいります。 市民の皆様、議員の皆様の御支援と御協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。     〔副市長 盆野明弘君 登壇〕 ◎副市長(盆野明弘君) ただいま上程されました承認第1号、報告第1号から第7号まで及び議案第1号から第45号までを一括して御説明申し上げます。 承認第1号は、令和2年度津市一般会計補正予算(第12号)に係る専決処分の承認についてであり、新型コロナウイルスワクチンの接種に係る経費について、国の令和2年度第3号補正予算が成立したことから、迅速に新型コロナウイルスワクチンの接種が開始できるよう接種体制等の確保に係る歳入歳出予算について補正したもので、特に緊急を要し、市議会を招集してその議決を得る時間的余裕がないことが明らかであったため、令和3年1月28日に専決処分をしたものであります。 歳入歳出予算は、3億8,163万3,000円の増額補正で、歳出については、新型コロナウイルスワクチン接種等事業委託料などの増、歳入については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金などの増であります。 また、これら歳入歳出予算の補正のほか、繰越明許費の追加を行おうとするものであります。 報告第1号から第7号までは専決処分の報告についてであります。 報告第1号から第5号までは、損害賠償の額の決定について令和2年12月16日、令和3年1月12日、同月19日及び同月25日に、報告第6号及び第7号は、工事請負契約の一部の変更について令和3年1月26日及び同月28日に、それぞれ専決処分をしたものであります。 議案第1号津市固定資産評価審査委員会条例及び津市職員の服務の宣誓に関する条例の一部の改正については、本市の行政手続に係る申請書等への押印を原則廃止するため、津市固定資産評価審査委員会条例において、審査申出書に係る押印の規定等を削り、調書に係る署名押印の規定を署名に改めるとともに、津市職員の服務の宣誓に関する条例において、宣誓書の印の表示を削るもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第2号津市手数料徴収条例の一部の改正については、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が改正され、建築物エネルギー消費性能の適合性判定の対象となる建築物の床面積が拡大されることなどから、低炭素建築物新築等計画の認定等に係る手数料を改正するなど所要の改正を行うもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第3号津市住居表示審議会条例の一部の改正については、住居表示に関する事務の所管を総務課から市民課に変更することに伴い、当該事務に係る津市住居表示審議会の庶務の所管を総務部から市民部に変更するもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第4号津市幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部の改正については、津市立豊津幼稚園、津市立上野幼稚園及び津市上野保育園を再編し、津市立河芸こども園を新たに設置するため、名称、位置及び定員を追加するとともに、関係条例において条文の整理を行うもので、令和4年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第5号津市国民健康保険条例の一部の改正については、租税特別措置法が改正されたことから、所得割額の算定時の長期譲渡所得に係る特別控除を追加するとともに、国民健康保険法施行令が改正されたことから、保険料の減額賦課に係る所得の基準を改正するなど所要の改正を行うもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第6号津市介護保険条例の一部の改正については、介護保険法の規定に基づき、令和3年度から令和5年度までの保険料率を現行の保険料率と同額とするとともに、介護保険法施行規則が改正されたことから、保険料率の第7段階から第10段階における各所得段階を区分する基準となる合計所得金額の改正を行い、また、介護保険法施行令が改正されることから、保険料率の所得段階の判定に用いる合計所得金額に係る特別控除を追加するなど所要の改正を行うもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第7号津市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部の改正について、議案第8号津市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部の改正について及び議案第10号津市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部の改正については、厚生労働省令が改正され、感染症や災害への対応力強化のため、感染症の予防、蔓延の防止のための指針の整備及び業務継続計画の策定が義務づけられたことなどから、各事業の運営に関する基準等について所要の改正を行うもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであり、また、議案第9号津市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部の改正については、同様の理由により居宅介護支援等の事業の運営に関する基準等について所要の改正を行うもので、令和3年4月1日、公布の日及び同年10月1日から施行しようとするものであります。 議案第11号津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部の改正については、市営住宅の優先入居者について、20歳未満の子を扶養している寡婦等をひとり親に改めるとともに、犯罪被害者等を加えるなど所要の改正を行うもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第12号津市営浄化槽条例の一部の改正については、国の循環型社会形成推進交付金交付要綱が改正されたことから、市営浄化槽の定義及び整備区域を改正するとともに、国の循環型社会形成推進交付金交付取扱要領が改正されたことから、市営浄化槽の分担金の額を改正するなど所要の改正を行うもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第13号津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正については、津球場公園内野球場に津球場公園内野球場駐車場を新たに設置するため、名称、使用時間及び使用料を設定するなど所要の改正を行うもので、令和3年7月1日から施行しようとするものであります。 議案第14号財産の取得については、都市計画道路半田久居線の道路用地として、津市半田の土地8筆、3,141.42平方メートルを5,978万5,364円で取得しようとするものであります。 議案第15号市道路線の認定については、14路線を新たに認定しようとするものであります。 議案第16号町の区域の変更については、津都市計画事業津駅前北部土地区画整理事業の施行に伴い、栄町4丁目、羽所町及び上浜町1丁目の一部について、町の区域の変更を行おうとするものであります。 議案第17号から第30号までは、補正予算であります。 議案第17号令和2年度津市一般会計補正予算(第13号)は、新型コロナウイルス感染症対策として、国の緊急事態宣言、県独自の緊急警戒宣言が発出される状況下で、令和3年1月18日から全面運休を行った高速船の運航事業者へ事業を維持・継続するための支援、イベント等の多くが中止となり、産業・スポーツセンターへの路線バスの収入が減少していることから路線バスの運行事業者へ運行を継続するための支援を行うものであります。また、高齢者のインフルエンザ予防接種無償化事業などの実績見込みによる事業費及び財源の調整を行うものであります。 さらに、津市モーターボート競走事業会計から、令和2年度は当初予算で20億円、補正予算第3号で新型コロナウイルス感染症対策のために10億円、合計30億円の繰入れを行っている中、今回、当該事業会計の収益見込みにより、さらに3億円の繰入れを行うものであります。 これらのほか、市税等の収入見込みによる歳入予算額の調整、新型コロナウイルス感染症の影響により中止等となった事業をはじめ各事業における執行見込みによる歳出予算額の調整などを行ったもので、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債について補正しようとするものであります。 歳入歳出予算は、37億9,014万2,000円の減額補正で、歳出については、議会費は、議会運営事業などの減、総務費は、基金管理事業などの増、スポーツ振興事業、特別定額給付金給費事業などの減、民生費は、国民健康保険事業などの増、医療費給付事業、公立保育所管理運営事業などの減、衛生費は、予防衛生事業などの増、健康診査事業、ごみ収集事業などの減、労働費は、勤労青少年対策事業などの減、農林水産業費は、農業振興支援事業、畜産業振興事業などの減、商工費は、企業立地奨励金事業、観光振興事業などの減、土木費は、交通政策関係事業などの増、街路整備関係事業、公共下水道事業などの減、消防費は、団運営事業などの減、教育費は、小中学校施設維持補修事業、放課後児童健全育成事業などの減、災害復旧費は、道路橋りょう災害復旧事業の減、公債費は、償還利子などの減であります。 歳入については、財産収入、寄附金などの増、使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金、繰入金などの減であります。 また、これら歳入歳出予算の補正のほか、継続費の変更、繰越明許費の追加及び変更、債務負担行為の追加並びに地方債の追加及び変更を行おうとするものであります。 議案第18号令和2年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、事業勘定において4億7,590万4,000円の減額補正で、歳出は、国民健康保険事業運営基金積立金の増、一般被保険者療養給付費などの減で、歳入は、国民健康保険災害等臨時特例補助金などの増、保険給付費等交付金などの減であります。 議案第19号令和2年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、7億4,607万5,000円の増額補正で、歳出は、介護保険事業運営基金積立金などの減、介護及び予防給付費などの増で、歳入は、地域支援事業交付金などの減、介護給付費負担金などの増であります。 議案第20号令和2年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)は、1億834万5,000円の増額補正で、歳出は、一般事務費などの減、後期高齢者医療広域連合納付金の増で、歳入は、一般会計繰入金などの減、後期高齢者医療保険料などの増であります。 議案第21号令和2年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、574万3,000円の減額補正で、歳出は、一般管理事業、市営浄化槽事業基金積立金などの減で、歳入は、循環型社会形成推進交付金などの増、市営浄化槽事業債などの減であり、歳入歳出予算の補正のほか、地方債の変更を行おうとするものであります。 議案第22号令和2年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)は、220万円の減額補正で、歳出は、維持管理事業の減で、歳入は、共同汚水処理施設事業使用料の増、一般会計繰入金などの減であります。 議案第23号令和2年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、285万7,000円の減額補正で、歳出は、農業集落排水事業基金積立金の増、農業集落排水事業維持管理事業の減で、歳入は、農業集落排水事業基金利子の増、一般会計繰入金の減であります。 議案第24号令和2年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)は、3,021万5,000円の減額補正で、歳出は、津駅前北部土地区画整理事業、償還利子などの減で、歳入は、一般会計繰入金の減であります。 議案第25号令和2年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、960万1,000円の増額補正で、歳出は、貸付事業運営費の増で、歳入は、住宅新築資金等貸付金元利収入の増であります。 議案第26号令和2年度津市椋本財産区特別会計補正予算(第1号)は、1,000円の増額補正で、歳出は、椋本財産区財政調整基金積立金の増で、歳入は、椋本財産区財政調整基金利子の増であります。 議案第27号令和2年度津市水道事業会計補正予算(第3号)は、収益的収支において、支出は3億7,487万円の減額で、配水及び給水費、受託工事費などの減、収入は、4億4,501万1,000円の減額で、給水収益、受託工事収益の減などであります。 資本的収支において、支出は5億9,470万6,000円の減額で、原水及び浄水施設費、建設改良費などの減、収入は1億8,889万1,000円の減額で、補助金の増、企業債の減であります。 議案第28号令和2年度津市下水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的収支において、支出は7,791万2,000円の減額で、雨水ポンプ場費、減価償却費の減など、収入は1億8,953万8,000円の減額で、他会計負担金、他会計補助金などの減であります。 資本的収支において、支出は2億797万7,000円の減額で、汚水管渠建設費、雨水ポンプ場建設費などの減、収入は、8,383万8,000円の減額で、受益者負担金及び分担金などの増、企業債の減であります。 議案第29号令和2年度津市駐車場事業会計補正予算(第1号)は、収益的収支において、支出は1,970万円の減額で、駐車場管理費及び消費税の減、収入は9,700万円の減額で、駐車収益の減であります。 資本的収支において、支出は701万8,000円の減額で、建設改良費の減であります。 議案第30号令和2年度津市モーターボ一卜競走事業会計補正予算(第3号)は、収益的収支において、支出は2,256万7,000円の増額で、競走実施費、販売促進費などの減、一般会計への3億円の繰出金の増、収入は2,128万円の減額で、その他営業収益、雑収益などの減であります。 資本的収支において、支出は397万8,000円の減額で、建設改良費の減、収入は1,571万2,000円の増額で、基金繰入金の増であります。 議案第31号から第45号までは、令和3年度予算についてであります。 議案第31号令和3年度津市一般会計予算は、歳入歳出予算の総額を1,099億4,040万9,000円とするものであります。 歳出の主な内容について、第1款議会費は、5億8,290万1,000円の計上で、議会運営事業などの経費であります。 第2款総務費は、148億5,145万8,000円の計上で、情報関連整備運用事業、会館・市民センター・コミュニティ施設の管理運営事業、スポーツ振興事業などの経費であります。 第3款民生費は、422億2,289万4,000円の計上で、障害者総合支援法関係事業、児童手当等給付費、生活保護費支給などの経費及び国民健康保険事業特別会計などへの繰出金であります。 第4款衛生費は、108億8,446万5,000円の計上で、新型コロナウイルスワクチン予防接種など予防衛生事業、ごみ処理・し尿処理施設の管理運営事業などの経費及び市営浄化槽事業特別会計などへの繰出金であります。 第5款労働費は、8,039万2,000円の計上で、勤労者への各種貸付金などの経費であります。 第6款農林水産業費は、22億4,137万円の計上で、農業振興支援事業、市単・県営等土地改良事業、森林環境譲与税事業などの経費及び農業集落排水事業特別会計への繰出金であります。 第7款商工費は、13億2,168万3,000円の計上で、企業立地奨励金事業、観光振興・観光施設の維持管理事業などの経費であります。 第8款土木費は、132億1,221万7,000円の計上で、道路、橋梁、河川、排水施設、公園、市営住宅などの維持管理事業、道路新設改良事業などの経費及び土地区画整理事業特別会計などへの繰出金であります。 第9款消防費は、37億4,186万9,000円の計上で、消防施設維持管理事業、常備消防及び非常備消防に係る消防活動などの経費であります。 第10款教育費は、97億1,786万円の計上で、小中学校、幼稚園の管理運営事業、学校施設の長寿命化改修事業・維持補修事業、放課後児童健全育成事業などの経費であります。 第12款公債費は、109億6,120万円の計上で、市債の元利償還金であります。 第13款諸支出金は、2,210万円の計上で、災害援護資金貸付金であります。 第14款予備費は、1億円の計上であります。 続きまして、歳入の主な内容について、第1款市税は、総額で395億852万円の計上で、主な税目では、個人市民税は153億7,550万2,000円、法人市民税は18億1,387万3,000円、固定資産税は177億2,221万3,000円、都市計画税は22億1,219万8,000円、その他の市税として軽自動車税は8億1,749万1,000円、市たばこ税は15億4,974万8,000円などの計上であります。 第2款地方譲与税は、9億8,010万7,000円、第7款地方消費税交付金は、58億9,900万円、第13款地方交付税は、169億円の計上であります。 第15款分担金及び負担金は、6億3,469万円の計上で、老人ホーム入所負担金、保育所・認定こども園の利用者負担金などであります。 第16款使用料及び手数料は、18億9,954万4,000円の計上で、使用料については、西部クリーンセンター使用料、市営住宅使用料など、手数料については、戸籍・住民票手数料、短期大学入学料などであります。 第17款国庫支出金は、171億554万2,000円の計上で、国庫負担金については、障害者自立支援給付費負担金、生活保護費負担金など、国庫補助金については、防災・安全交付金、地方道更新防災等対策事業費補助金など、委託金については、中長期在留者居住地届出等事務委託金などであります。 第18款県支出金は、82億4,892万8,000円の計上で、県負担金については、障害者自立支援給付費等負担金、子どものための教育・保育給付費負担金など、県補助金については、三重とこわか国体会場地市町運営交付金、障害者・子ども医療費助成事業補助金など、委託金については、県税徴収委託金、衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査委託金などであります。 第19款財産収入は、2億2,374万8,000円の計上で、土地建物貸付収入、余剰電力売払収入などであります。 第20款寄附金は、1億7,494万1,000円の計上で、ふるさと津かがやき基金寄附金などであります。 第21款繰入金は、70億3,604万7,000円の計上で、他会計繰入金については、住宅新築資金等貸付事業特別会計繰入金など、基金繰入金については、財政調整基金、減債基金などからの繰入金であります。 第22款繰越金は、1億円の計上で、前年度繰越金であります。 第23款諸収入は、8億8,094万1,000円の計上で、諸税滞納延滞金、職員・児童用賄材料費などであります。 第24款市債は、87億1,840万円の計上で、道路整備事業債、臨時財政対策債などであります。 また、これら歳入歳出予算の補正のほか、継続費、債務負担行為及び地方債を設定するとともに、一時借入金は、最高額を50億円と定めようとするものであります。 議案第32号令和3年度津市国民健康保険事業特別会計予算のうち事業勘定は、歳入歳出それぞれ269億5,451万2,000円の計上で、歳出は、保険給付費、国民健康保険事業費納付金など、歳入は、国民健康保険料、県支出金などであります。 直営診療施設勘定は、歳入歳出それぞれ6,440万3,000円の計上で、歳出は、一般事務費、薬品費など、歳入は、後期高齢者診療報酬収入、事業勘定繰入金などであります。 議案第33号令和3年度津市介護保険事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ293億777万円の計上で、歳出は、居宅介護サービスなどの保険給付費、地域包括支援センター運営委託料等の地域支援事業経費など、歳入は、介護保険料、支払基金交付金などであります。 議案第34号令和3年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ70億1,555万3,000円の計上で、歳出は、徴収事務費、後期高齢者医療広域連合納付金など、歳入は、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金などであります。 議案第35号令和3年度津市営浄化槽事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ4億4,138万9,000円の計上で、歳出は、維持管理事業、市営浄化槽事業など、歳入は、市営浄化槽事業使用料、一般会計繰入金などであり、歳入歳出予算のほか、債務負担行為及び地方債を設定しようとするものであります。 議案第36号令和3年度津市共同汚水処理施設事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ1億2,247万6,000円の計上で、歳出は、一般管理事業及び維持管理事業、歳入は、共同汚水処理施設事業使用料、一般会計繰入金などであります。 議案第37号令和3年度津市農業集落排水事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ5億8,897万3,000円の計上で、歳出は、維持管理事業、市債の元利償還金など、歳入は、農業集落排水処理施設使用料、一般会計繰入金などであります。 議案第38号令和3年度津市土地区画整理事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ3億787万4,000円の計上で、歳出は、津駅前北部土地区画整理事業、市債の元利償還金など、歳入は、一般会計繰入金などであり、歳入歳出予算のほか、債務負担行為を設定しようとするものであります。 議案第39号令和3年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ3,493万5,000円の計上で、歳出は、貸付事業運営費など、歳入は住宅新築資金等貸付金元利収入などであります。 議案第40号令和3年度津市椋本財産区特別会計予算は、歳入歳出それぞれ50万1,000円の計上で、歳出は、椋本財産区管理会に係る経費など、歳入は、椋本財産区財政調整基金繰入金などであります。 議案第41号令和3年度津市水道事業会計予算は、業務の予定量を、給水戸数13万5,000戸、年間総配水量4,011万立方メートルとするもので、収益的収支において、支出は81億6,413万9,000円、収入は79億1,997万8,000円で、資本的収支において、支出は46億2,421万7,000円、収入は19億5,337万6,000円の計上であります。 なお、資本的収支の不足額26億7,084万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 議案第42号令和3年度津市工業用水道事業会計予算は、業務の予定量を、給水戸数1戸、年間総配水量36万立方メートルとするもので、収益的収支において、支出は2,279万9,000円、収入は2,389万4,000円の計上であります。 議案第43号令和3年度津市下水道事業会計予算は、業務の予定量を、接続戸数5万7,217戸、年間総排水量1,408万9,000立方メートルとするもので、収益的収支において、支出は97億7,115万円、収入は108億8,615万9,000円で、資本的収支において、支出は108億7,240万7,000円、収入は77億5,021万7,000円の計上であります。 なお、資本的収支の不足額31億2,219万円は、当年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 議案第44号令和3年度津市駐車場事業会計予算は、業務の予定量を、収容可能台数1,225台、年間駐車台数60万2,000台とするもので、収益的収支において、支出は2億2,742万1,000円、収入は1億7,033万円で、資本的収支において、支出は5,010万1,000円の計上であります。 なお、資本的収支の不足額5,010万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 議案第45号令和3年度津市モーターボート競走事業会計予算は、業務の予定量を、年間開催日数180日、年間舟券発売金446億5,460万円などとするもので、収益的収支において、支出は445億9,483万9,000円、収入は468億2,305万2,000円で、資本的収支において、支出は6億9,954万4,000円、収入は4億8,640万8,000円の計上であります。 なお、資本的収支の不足額2億1,313万6,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤美江子君) 以上で説明は終わりました。 議事の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。     午後2時03分休憩     午後2時20分開議 ○議長(加藤美江子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第7、議会運営委員の選任についてを議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------             議会運営委員の選任について 下記議会運営委員を選任する。                記 1 議会運営委員    12人                             令和3年2月18日     --------------------------------               議会運営委員委員会名委員議会運営委員会滝 勝弘   渡辺晃一   岡村 武 小野欽市   八太正年   桂 三発 岩脇圭一   青山昇武   伊藤康雄 田矢修介   田中千福   福田慶一     -------------------------------- ○議長(加藤美江子君) お諮りいたします。 議会運営委員の選任については、委員定数を12人とし、委員会条例第8条第1項の規定により、配付いたしました一覧表のとおり議会運営委員に指名いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、委員定数を12人とし、ただいま指名いたしました方々を議会運営委員に選任することに決定いたしました。 ただいま選任されました議会運営委員の方々は、散会後に第1委員会室へご参集いただき、委員長及び副委員長を互選の上、議長のもとまで御報告をお願いします。 日程第8、常任委員の選任についてを議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------             常任委員の選任について 下記常任委員を選任する。                記 1 総務財政委員    8人 1 教育厚生委員    8人 1 経済環境委員    9人 1 建設水道委員    8人                             令和3年2月18日     --------------------------------             常任委員委員会名委員総務財政委員会竹下幸智子  小野欽市   八太正年 佐藤有毅   杉谷育生   龍神啓介 岡 幸男   山路小百合教育厚生委員会滝 勝弘   堀口順也   桂 三発 西山みえ   大野 寛   坂井田 茂 村主英明   辻 美津子経済環境委員会渡辺晃一   岡村 武   藤本ともこ 岩脇圭一   青山昇武   吉田博康 田村宗博   村田彰久   福田慶一建設水道委員会安積むつみ  長谷川幸子  伊藤康雄 田中勝博   田矢修介   田中千福 川口和雄   倉田寛次     -------------------------------- ○議長(加藤美江子君) お諮りいたします。 常任委員の選任については、委員定数を総務財政、教育厚生及び建設水道は8人、経済環境は9人とし、委員会条例第8条第1項の規定により、配付いたしました一覧表のとおりそれぞれの常任委員に指名いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、委員定数を総務財政、教育厚生及び建設水道は8人、経済環境は9人とし、ただいま指名いたしました方々をそれぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。 ただいま選任されました各常任委員の方々は、散会後に、委員会ごとに議場または各委員会室へ御参集いただき、委員長及び副委員長を互選の上、議長のもとまで御報告をお願いします。 日程第9、市長から提出の議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るについてを議題といたします。 西山みえ議員に申し上げます。地方自治法第117条の規定により、本案の審議終了まで退場されますようお願い申し上げます。     〔16番 西山みえ君 退場〕 ○議長(加藤美江子君) 提案理由の説明を求めます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) ただいま上程されました議案第46号につきまして、御説明申し上げます。 議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るにつきましては、議会選出の監査委員として西山みえ議員を選任いたしたく、本市議会の同意を得ようとするものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤美江子君) 以上で説明は終わりました。 引き続き精読時間を設けず、直ちに質疑に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 それでは、これより、議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るについてに対する議案質疑を行います。 なお、発言持ち時間は各会派10分とします。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第46号は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 なお、発言持ち時間は各会派10分とします。 初めに、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 賛成討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るについては、同意することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は、同意することに決定いたしました。 西山みえ議員に入場いただきます。     〔16番 西山みえ君 入場〕 ○議長(加藤美江子君) 西山みえ議員に申し上げます。 議案第46号津市監査委員の選任につき同意を得るについては、同意することに決定されましたので、御報告いたします。 これをもちまして、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 2月19日、22日、24日から26日まで及び3月1日は議案精読のため休会いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、2月19日、22日、24日から26日まで及び3月1日は休会することに決定いたしました。 なお、2月20日、21日、23日、27日及び28日は休日のため休会であります。 3月2日の日程は、承認第1号、報告第1号から第7号まで及び議案第1号から第45号までの議案質疑並びに一般質問であります。 本日はこれにて散会いたします。     午後2時27分散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             津市議会議長   加藤美江子             津市議会副議長  藤本ともこ             津市議会議員   竹下幸智子             津市議会議員   大野 寛...